一級建築士設計製図試験
エマージェンシーマニュアル

合格者・不合格者再現ドキュメント


書 評


『建設通信新聞』(日刊建設通信新聞社) 2003.5.30
合格の学習法と心得を解説
 1級建築士をめざす者にとって、昨今の受験環境は非常に厳しいものとなっている。下降傾向にあった合格率は「絶対評価」となった2001年度以降、国家試験のなかでも超難関と言われている。なかでも5時間30分の設計製図試験は極度の緊張を強いられ、パニック状態に陥ると持ち直すことができない人も少なくない。
 新たなステージに入った1級建築士設計製図試験について、実際に試験を受けた受験生の生の声により、試験当日の模様をドキュメント形式で納めた。各人がどのような方法論と時間配分で製図に向かったか、その悪戦苦闘ぶりが詳細に描かれていて面白い。
 試験そのものをリアルにイメージすることが可能なほか、最低限の修正で最高の結果を出せる学習スタイルと心得が解説されている。