土木と景観


著者紹介

田中尚人(たなか なおと)
1971年生まれ。熊本大学大学院自然科学研究科環境共生工学科助教授。1998年京都大学大学院工学研究科環境地球工学専攻博士後期課程中退、同専攻助手。2003年岐阜大学工学部社会基盤工学科講師。2006年より現職。博士(工学)。専門は都市地域計画、景観工学、土木史。京都市、大阪府の近代化遺産調査委員、岐阜県各務原市景観審議委員、大垣市美濃路大垣宿まちづくり委員長、国土交通省河川景観ガイドライン策定WG委員などに委嘱される。

藤井 聡(ふじい さとし)
東京工業大学大学院理工
学研究科教授。1993年京都大学大学院修了、同大学助手、助教授、スウェーデンイエテボリ大学心理学科客員研究員、東京工業大学助教授を経て現職。専門は土木計画、交通計画、ならびに、公共施策のための心理学(公共心理学)。平成一五年度土木学会論文賞、平成一七年日本行動計量学会林知己夫賞(優秀賞)、平成一八年発言者賞(評論)奨励賞受賞他。主著は『社会的ジレンマの処方箋―都市・交通・環境問題のための心理学』(ナカニシヤ出版、2003)、『社会心理学の新しいかたち』共著(誠信書房、2004)。

秀島栄三(ひでしま えいぞう)
1966年生まれ。名古屋工業大学大学院工学研究科助教授。1992年京都大学大学院工学研究科土木工学専攻修士課程修了。同年京都大学助手、一九九八年名古屋工業大学講師、2000年国際協力事業団(現国際協力機構)ブラジル都市交通人材開発プロジェクトチーフアドバイザを経て2001年より現職。博士(工学)。専門は土木計画学。愛知県地方港湾審議会委員、名古屋市行政評価委員会委員などを務める。

柴田 久(しばた ひさし)
1970年生まれ。福岡大学工学部社会デザイン工学科助教授。2001年東京工業大学大学院情報理工学研究科情報環境学専攻修了。博士(工学)。専門は住民参加型まちづくり、景観設計・計画、環境政策論。筑波大学大学院ビジネス科学研究科講師(専門大学院形成支援研究員)、東京工業大学大学院情報理工学研究科非常勤講師、四国学院大学社会学部助教授を経て現職。著書に『環境と都市のデザイン―表層を超える試み・参加と景観の交点から』共著(学芸出版社、2004)など。

横松宗太(よこまつ むねた)
1973年生まれ。京都大学防災研究所助教授。1999年京都大学大学院工学研究科土木工学専攻修士課程修了、2001年鳥取大学工学部社会開発システム工学科助手を経て、2005年より現職。博士(工学)。専門は災害リスクマネジメントの費用便益分析や災害リスクファイナンスの方法の開発など。最近の活動として、土木学会・防災計画小委員会、同リスクマネジメント小委員会、公共事業の景観を考える勉強会など。著書に『防災の経済分析』共著(勁草書房 、2005) 。