序章 この本を書く意味・都市計画の問題点
1 どのようにして都市プランナーになったのか──「まちづくり」への軌跡 2 戦略プロジェクトの立案──政策主体としての市民の自治体への第一歩 3 高速道路の地下化──「都市の美しさ」を闘いとる 4 自治体の総合システムづくり──大テーブル主義と目標会議 5 みなとみらい21の実現──新しい都心の創造戦略
6 乱開発と宅地開発要綱──開発の受益者負担原則を確立 7 山手地区の景観──眺望を市民全体のものに 8 土地利用政策──総合的調整は可能である 9 緑の保全と創造──人間の住む「まち」、アートのある「まち」 10 港北ニュータウン──市民参加による計画的開発 11 公害問題──市民の代弁者として規制を先取り 12 アーバンデザインチーム──都市空間の実践的創造 13 歩行者空間の確保──市民が人間らしく愉しめる都心を実現 14 歴史的遺産の保全──都市の個性を育てる
15 金沢地先埋め立て事業──住宅地のアーバンデザインの実施 16 横浜駅西口開発──都心開発での受益者負担を実現 17 新田間川開発──不当な利権と対峙する 18 横浜駅東口開発──第三セクターの不良資産化を防止 19 ベイブリッジ──都市のシンボルをつくる 20 横浜スタジアム──スポーツ施設を市民の資金でつくる 21 人事行政──適材適所こそ改革の要
終章 〈市民の政府〉を成立させる条件
あとがき