中心市街地活性化三法改正とまちづくり


著者紹介 (掲載順)

矢作 弘(やはぎ ひろし)
大阪市立大学大学院創造都市研究科教授。1947年東京都生まれ。横浜市立大学卒業後、日本経済新聞社入社。ロサンゼルス支局長、編集委員を経て2002年から現職。社会環境科学博士。著書に『町並み保存運動in U. S. A.』(学芸出版社、1989)『都市はよみがえるか』(岩波書店、1998)『産業遺産とまちづくり』(学芸出版社、2004)『大型店とまちづくり』(岩波新書、2005)など。

経済産業省商務流通G中心市街地活性化室
経済産業省における改正中活法の窓口としての役割を果たすとともに、中心市街地の活性化を図るための予算等による支援の他、先進的な取り組み事例の普及や調査・研究などを行っている。

経済産業省中小企業庁経営支援部商業課
中小小売商業・卸サービス業の振興を図るため、中小小売商業振興法などの振興法や予算、税、低利融資などを通じた様々な支援を行っている。改正中活法では、にぎわい回復の軸となる中小小売商業者のまちぐるみの取り組みを様々な角度から支援する窓口として役割を果たしている。

明石 達生(あかし たつお)
国土交通省国土技術政策総合研究所都市計画研究室長、博士(工学)。1984年東京大学工学部都市工学科卒業。建設省入省。横浜市地区計画等担当課長、建設省都市計画課課長補佐、同都市計画課土地利用調整官などを経て、現職。著書に『検証・イギリスの都市再生戦略』(分担、風土社、1997)『都市計画の地方分権』(共著、学芸出版社、1999)など。

瀬田 史彦(せた ふみひこ)
大阪市立大学大学院創造都市研究科助教授。1972年東京都生まれ。東京大学工学部卒業、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程修了、博士(工学)。東京大学先端科学技術研究センター助手、アジア工科大学客員助手、シュトゥットガルト大学客員研究員等を経て現職。著書に『新しい自治体の設計2:都市再生のデザイン 快適・安全の空間形成』(共著、有斐閣、2003)、『東京プロジェクト』(共著、日経BP社、2005)など。

石原 武政(いしはら たけまさ)
関西学院大学商学部教授。1943年京都市生まれ。神戸商科大学卒業、神戸大学大学院経営学研究科博士課程退学後、大阪市立大学商学部助手、講師、助教授、教授を経て、2006年から現職。大阪市立大学名誉教授。著書に『マーケティング競争の構造』(千倉書房、1982)『商業組織の内部編成』(千倉書房、2000)『まちづくりの中の小売業』(有斐閣、2000)『小売業の外部性とまちづくり』(有斐閣、2006)など。

中沢 孝夫(なかざわ たかお)
兵庫県立大学環境人間学部教授。1944年生まれ。立教大学法学部卒業。専門は地域活性化論、中小企業論など。著書に『地域人とまちづくり』(講談社現代新書、2003)『変わる商店街』(岩波新書、2001)『中小企業新時代』(岩波新書、1998)など。

栗原 一(くりはら はじめ)
兵庫県議会議員。1950年生まれ。明治大学法学部卒業。兵庫県立大学大学院博士課程(前期)修了。

木田 清和(きだ きよかず)
尼崎市産業経済局産業労働部産業立地課参事。1951年尼崎市生まれ。神戸大学工学部土木工学科卒業。1974年尼崎市役所入所。下水計画課、総合計画担当、都市計画課を経て、2003年より現職。

光武 顕(みつたけ あきら)
佐世保市長。1931年生まれ。東京大学大学院社会科学系修士課程修了後、長崎県職員、長崎県議会議員(4期15年)長崎県議会副議長、衆議院議員を経て、1995年より現職。主な役職として、福祉自治体ユニット代表幹事、全国基地協議会会長、旧軍港市振興協議会会長。

中出 文平(なかで ぶんぺい)
長岡技術科学大学工学部環境・建設系教授。1957年生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業。同大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了。工学博士。東京大学工学部助手を経て、1989年長岡技術科学大学工学部助教授、2001年から現職。著書に『中心市街地再生と持続可能なまちづくり』(編著、学芸出版社、2003)『不動産事典』(共著、住宅新報社、2002)『既成市街地の再構築と都市計画』(共著、ぎょうせい、1999)『まちづくりの科学』(共著、鹿島出版会、1999)など。

北原 啓司(きたはら けいじ)
弘前大学大学院地域社会研究科教授、教育学部副学部長。1956年三重県生まれ。東北大学大学院工学研究科博士課程単位取得修了後、東北大学工学部建築学科助手を経て、1994年より弘前大学で都市計画、コミュニティデザインの研究と実践を手がける。一級建築士、博士(工学)。著書に『中心市街地再生と持続可能なまちづくり』(共著、学芸出版社、2003)『対話による建築・まち育て』(共著、学芸出版社、2003)、まちづくり教科書『まちづくり学習』(責任編集、丸善、2004)など。

酒井 弘(さかい ひろむ)
鰍ワち創生研究所代表取締役。1955年兵庫県生まれ。立命館大学理工学部数学物理学科数学課程卒業後、社団法人システム科学研究所入社。調査研究部室長を経て、2003年に現在の研究所を設立。著書に『ポスト・モータリゼーション』(共著、学芸出版社、2001)など。

山田 奈津(やまだ なつ)
大阪市立大学大学院創造都市研究科後期博士課程在学中。修士(都市政策学)。1965年大阪市生まれ。大阪市立大学卒業後、自治体職員、民間企業などを経て、現在研究活動と同時にNPO活動のスーパーバイザーや大阪市市政改革本部アドバイザー、大阪市福祉・情報研修センター人材育成事業にかかわる非常勤研究員等を兼任。主な論文「ニューパブリックマネジメントと職員の意識改革」『地方自治職員研修』(公職研、2003)。

服部 年明(はっとり としあき)
泣潟eイルウォーク代表取締役。1964年三重県立四日市農芸高校卒、岡田屋(現イオン)入社、本社地域会社業務指導担当等を経て、1975年信州ジャスコへ出向(商品本部、新店開発、提携会社経営を担当、1985年、常務取締役)、2000年イオン鰍勇退、同時に現職につき上田市に専門店とレストラン複合大型SCを開発、同年11月開店、運営管理にあたる。2002年中小企業総合事業団登録タウンマネージャーとして、長野TMO鰍ワちづくり長野を指導。

遠藤 新(えんどう あらた)
金沢工業大学環境・建築学科講師。1973年愛知生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程中退。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻助手を経て2005年より現職。専門は、アーバンデザイン。著書に『都市のデザインマネジメント』(共著、学芸出版社、2002)など。

上坂 卓雄(うえさか たくお)
鰹纉c屋油店代表取締役、鰹o石まちづくり公社取締役。1933年豊岡市生まれ。1980年出石ライオンズクラブ会長就任、1984年静思堂設立・代表幹事就任、1988年出石城下町を活かす会設立・会長就任、2003年観光カリスマの認定を受ける。出石町商工会顧問、NPO法人但馬国出石観光協会顧問、出石城下町を活かす会顧問。

鶴田 伸也(つるた しんや)
「まちづくりAnjo」事務局長。1956年安城市生まれ、朝日町在住。アート・ミューズ代表「T's gallery」を経営する傍ら、本通り商店街振興組合青年部「壱番会」のリーダーとして、商店街の活性化に向けた様々な活動を行ってきた。現職のほか、安城中央商店街連盟会長、安城まちづくり市民会議副議長、安城南中学校PTA会長、安城市小・中PTA連合会長も務める。

庄司 裕(しょうじ ひろし)
糾驩諠Lャップ代表取締役。1947年会津若松市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、テレビCM制作会社、地方新聞社を経て、71年に企画キャップの創業に参画し、01年から現職。94年七日町通りまちなみ協議会、96年いにしえ夢街道協議会設立の発起人として会津若松市のまちづくりに関わり、現在両協議会の副会長を務める。

両角光男(もろずみ みつお)
熊本大学大学院自然科学研究科教授。1946年東京都生まれ。早稲田大学大学院修士課程、プリンストン大学建築都市計画大学院建築都市計画修士課程修了後、74年、熊本大学助手、同助教授を経て91年より現職。サテライト研究室「まちなか工房」の代表者として、中心市街地活性化の研究やまちづくりの活動に取り組んでいる。出版物として『新時代の都市計画:高度情報化と都市・地域づくり』(分担、ぎょうせい、1999)などがある。

山田 明広(やまだ あきひろ)
四国新聞社編集局報道部記者。1965年香川県生まれ。香川大学経済学部卒業後、四国新聞社入社。整理部、報道部、編集委員室、報道部(県政キャップ)などを経て、2004年から報道部(広域・経済キャップ)。共著に『新瀬戸内海論−連鎖の崩壊』(四国新聞社、2000)。

古田 篤司(ふるた あつし)
特定非営利活動法人新開地まちづくりNPO事務局長。1971年大阪府生まれ。立命館大学産業社会学部卒業。同志社大学大学院総合政策科学研究科修了。(社)岩泉町産業開発公社(岩手県内のむらおこし三セク)事務局次長代理、海OM計画研究所研究員などを経て、現職。立命館大学大学院政策科学研究科・都市プランニングプログラム非常勤講師。中小機構中心市街地商業活性化アドバイザーなど、実践に基づいた講演・現場での指導多数。

三橋 重昭(みつはし しげあき)
NPO法人まちづくり協会理事長。1944年神奈川県生まれ。神奈川大学卒業後、URAP、鈴屋を経て商業・流通システム研究所設立。NPO法人日本都市計画家協会理事。著書に『地域小売店のカード戦略』(ダイヤモンド社、1997)『中心市街地活性化の進め方』(日本マネジメントリサーチ社、2000)『地方分権時代のまちづくり』(編著、中小企業診断協会「中心市街地活性化研究会」、2000)など。

卯月 盛夫(うづき もりお)
早稲田大学芸術学校教授。1953年生まれ。早稲田大学大学院卒業後、ドイツ・シュトッツガルト大学留学。世田谷区都市デザイン室、世田谷まちづくりセンター所長を経て、1995年から現職。作品に「馬事公苑前けやき広場」「グループホームあおぞら」。著書に『まちづくり読本』(共著、ぎょうせい、2004)『走れ、まちづくりエンジン』(共著、ぎょうせい、2004)『参加による公共施設のデザイン』(編著、丸善、2004)『ミニ・ミュンヘン』(萌文社、2005)。

山本 俊貞(やまもと としさだ)
樺n域問題研究所主宰。1947年京都市生まれ。大阪市立大学大学院修士課程(都市計画専攻)修了。まちづくりコンサルタントとして、旧居留地や北野・山本地区、三ノ宮南地区など、神戸都心地域を中心に活動。