美しい都市と祈り


著者紹介
五十嵐敬喜〔いがらし たかよし〕
法政大学法学部教授。弁護士。1944年山形生まれ、早稲田大学法学部卒業。専門は都市政策、公共事業論、立法学。不当な都市計画や建築に対して市民の立場からの弁護活動を行なう。また、従来の公共事業に対する鋭い批判を行ない“公共事業見直し”の流れをつくった。一貫して人間をないがしろにする日本のシステムに立ち向かい、現在は右傾化する改憲論に対抗する「市民の憲法論」の構築に取り組んでいる。
著書に『美の条例 いきづく町をつくる』(学芸出版社)、『美しい都市をつくる権利』(学芸出版社)、『都市はどこへ行くのか』(建築資料研究社)、『五十嵐敬喜 憲法改正論』(日本経済評論社)など、共著に『創造学の誕生』(ビオシティ)、『破綻と再生』(日本評論社)、『図解 公共事業のしくみ』(東洋経済新報社)、『公共事業は止まるか』『公共事業をどうするか』『市民版 行政改革』『議会 官僚支配を超えて』『都市計画 利権の構図を超えて』(以上、岩波新書)などがある。