公共R不動産のプロジェクトスタディ
公民連携のしくみとデザイン




■編者
公共R不動産
遊休化した公共空間の情報を全国から集め、それを買いたい、借りたい、使いたい企業や市民とマッチングするウェブサイト。2015年開設。公共施設に関する自治体の相談に乗ったり、施設を使いたい企業とコラボレーションして企画をつくったり、日本の公共空間の流通を円滑化し、楽しく活用するさまざまな活動を展開している。一緒に公共空間を変革していく仲間を随時募集中。


■著者
馬場 正尊│ばば・まさたか
Open A 代表/公共R不動産ディレクター/東北芸術工科大学教授。1968年生まれ。早稲田大学大学院建築学科修了後、博報堂入社。2002年Open A Ltd. を設立。建築設計、都市計画まで幅広く手がけ、ウェブサイト「東京R不動産」「公共R不動産」を共同運営する。建築の近作に「Reビル事業」「佐賀県柳町歴史地区再生」「Shibamata FU-TEN」など。近著に『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編』『エリアリノベーション 変化の構造とローカライズ』『PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた』『RePUBLIC 公共空間のリノベーション』など。

飯石 藍│いいし・あい
公共R不動産/株式会社nest/リージョンワークス合同会社。1982年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、アクセンチュア株式会社にて自治体向けのコンサルティング業務に従事。その後2013年に独立し、2014年より公共R不動産の立ち上げに参画。全国各地で公民連携・リノベーションまちづくりのプロジェクトに携わりながら、南池袋公園・グリーン大通りのPPPエージェント会社の立ち上げにも参画。

菊地 マリエ│きくち・まりえ
公共R不動産。1984年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。株式会社日本政策投資銀行勤務、地域企画部にて公共不動産の調査業務を担当、在勤中に東洋大学経済学部公民連携専攻修士課程修了。日本で最も美しい村連合特派員として日本一周後、2014年より公共R不動産の立ち上げに参画。現在はフリーランスで多くの公民連携プロジェクトに携わる。共著書に『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編』。

松田 東子│まつだ・はるこ
株式会社スピーク/公共R不動産。1986年生まれ。一橋大学社会学部卒業後、大成建設株式会社にてPFI関連業務等に従事。2014年より公共R不動産の立ち上げに参画。スピークでは「トライアルステイ」による移住促進プロジェクトに携わる。

加藤 優一│かとう・ゆういち
Open A/公共R不動産/(一社)最上のくらし舎代表理事。1987年生まれ。東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻博士課程単位取得退学。2011年より東日本大震災の復興事業を支援しながら自治体組織と計画プロセスの研究を行う。2015年より現職にて、建築の企画設計、まちづくり、公共空間の活用、編集・執筆等に携わる。銭湯ぐらし主宰。編著書に『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編』。

塩津 友理│しおつ・ゆり
Open A/公共R不動産。1987 年生まれ。昭和女子大学大学院修了。2012年Open Aに入社し、書籍やウェブの編集等に携わる。編著書に『RePUBLIC 公共空間のリノベーション』『PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた』『団地を楽しむ教科書 暮らしと。』『団地のはなし』など。

清水 襟子│しみず・えりこ
Open A/公共R不動産。1993年生まれ。千葉大学工学部建築学科卒業。東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修了。2017年Open Aに入社し、公共空間のリノベーションや企画設計に携わる。