楢崎 正也(ならざき まさや)[序章/7章]
1930年生まれ。大阪大学工学部卒業、同大学院博士課程中退。81年大阪大学工学部教授に就任。現在、大阪大学名誉教授。(株)エコ・トータルプランニング社長。「室内空気浄化に関する一連の研究」で日本建築学会賞受賞。
道本みどり(どうもと みどり)[2章]
1949年生まれ。1994年に化学物質過敏症に罹患し、その体験から現在はCS患者会代表を務め、全国ネットの化学物質過敏症相談窓口を引き受け、その対策に取り組む。地元和歌山で学習塾を開くかたわら、環境を改善するためのまちづくりの運動にも関わる。
池田 浩己(いけだ ひろき)[3章]
1965年生まれ。関西医科大学卒業、同大学院にて博士号取得。現在、日本赤十字社和歌山医療センター耳鼻咽喉科副部長。日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本アレルギー学会認定専門医。
中島 宏治(なかしま こうじ)[4章]
1966年生まれ。京都大学法学部卒業、98年大阪弁護士会登録。法円坂法律事務所勤務。シックハウス、シックスクール関係事件、ダイオキシン訴訟事件、阪神高速道路公害事件などの環境問題や労働問題を手がける。
木津田秀雄(きつだ ひでお)[1章(共同執筆)/5章]
1962年生まれ。関西大学卒業、設計事務所勤務を経て、95年胡桃設計開設。自然素材を使った、健康や環境に配慮した家づくりに取り組む。
野池 政宏(のいけ まさひろ)[6章]
1960年生まれ。岡山大学理学部卒業。現在、住まいと環境社代表、岐阜県立森林文化アカデミー非常勤講師。著書に『自然住宅のタダシイつくり方』『自然住宅便利張』など。
前田 重光(まえだ しげみつ)[7章]
1942年生まれ。旧日本電信電話公社建築部設備課での設計監理業務等を経て、84年リサーチ&デザイン設備事務所を設立し、主に病院、工場、集合住宅等の設備設計に従事。
権藤 尚(ごんどう たかし)[8章]
1965年生まれ。東京理科大学大学院修士課程修了。現在、鹿島建設建築管理本部建築技術部課長。
宮崎 竹二(みやざき たけじ)[9章]
1950年生まれ。大阪市立大学工学研究科修士課程修了。専門は、建築環境工学、室内空気汚染、大気汚染。74年より大阪市立環境科学研究所勤務、現在、大気環境課研究副主幹。
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