第1章 時代を写す鏡……駅の将来像を考える
「まち」になった新生京都駅/文明としての駅/駅の新しい実験/「駅は駅に似ていなければならない」「「駅の将来像を考える
執筆/平塚伸治(財団法人関西情報センター普及研修部担当部長)
第2章 MORE IS BORE……「鉄道屋」の駅づくり
樟葉駅の成り立ち/駅をつくる側からの論理/エピローグ
執筆/源田敏之(京阪電気鉄道兜s動産事業本部)
第3章 ペダルの悩み……駅と自転車のよい関係駅前の駐輪の現状/自転車を私有しない解決策(JR摂津富田駅前)/自転車有効利用の新システム/色と形による解決策/おわりに
執筆/稲峰富枝(株式会社カラーテクノロジー代表取締役)
第4章 まちの中心……駅の経済学
大都市圏の駅「「今日の事情/駅前は一等地/郊外の駅「「いまから30年前は「停車場」/まちの中心が駅へ移転した/駅は都市の核(再開発事業と共に)/駅をつくる(1)「「その地価効果/駅をつくる(2)「「駅は駐車場/鉄道は不滅「「高齢化社会の主交通
執筆/大西靖生(株式会社立地評価研究所代表取締役)
第5章 都市文化をつくる……駅づくりが都市構造再編の一石となる
予感させる“川西都市生活文化圏”の成立/川西能勢口駅周辺まちづくり構想の背景/鉄道事業のあらまし/再開発事業のあらまし/まちづくり事業としての中間的評価/駅周辺まちづくりを成功させた要因と条件
執筆/北條蓮英(株式会社アーバン・プランニング研究所代表取締役)
第6章 隠れていた人気空間……駅のトイレ考
そのはじまり/駅トイレ観察/トイレのらくがき「「都市のあそび空間の演出
執筆/池田順一(財団法人大阪市都市工学情報センターまちづくり推進室長)
第7章 人間的空間を求めて……実感的駅私論
駅の思い出「「「移動の文化」体験/人間的な空間を求めて/おわりに
執筆/松元隆平(株式会社関西総合研究所専務取締役)
第8章 都市と人との結節点……駅の楽しみ
印象派と駅/衰退する都市・集客する都市/駅の再発見/都市イメージの結節点としての駅
執筆/土井 勉(株式会社遊時創造取締役社長)
第9章 都市のシンボル……ステーションホテル
駅とホテルの深い仲/都市建設と鉄道敷設/駅の多機能化/インテリアとしてのステーションホテル/シンボル性の復活のために
執筆/角野幸博(武庫川女子大学生活環境学部教授)
第10章 ユメかなえませんか……「鉄道マニア」の駅づくり
はじめに/駅と鉄道ファン/レイアウトと駅/まちをつくろう
執筆/池田恭和(株式会社関西総合研究所主任研究員)
第11章 まちを魅力的にしよう……駅への想いでまちづくり
はじめに/人と駅/街と駅/駅離れ/駅周辺住民の街、駅、駅前に対する意識/駅への想いを街づくりに注入/おわりに:インターシティ駅憲章
執筆/濱田学昭(和歌山大学システム工学部教授)
コラム
駅にゆとりとうるおいを
コラム(1) 溜まり場の提案T 駅前広場が駅内にあれば
コラム(2) 溜まり場の提案U ホームにショット・バーがあれば
コラム(3) 溜まり場の提案V ホーム待合室再考
コラム(4) ホーム売店再考
コラム(5) 駅と沿線に緑を
コラム(6) 溜まり場の提案W 駅にミニ・シアターを
コラム(7) 地下通路をコマーシャルアートの場に
コラム(8) 駅を観光施設に
コラム(9) エレベーターかエスカレーターか?
コラム(10) 駅はうるさい
コラム(11) 駅舎建築に愛を
執筆/辻野隆雄(フリーランスライター)
あとがき
執筆者紹介
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インターシティ研究会編著『駅とまちづくり』
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