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協働のデザイン




著者略歴





世古一穂


特定非営利活動法人NPO研修・情報センター代表理事/参加のデザイン研究所代表

 京都市出身。1975年神戸大学文学部哲学科(社会学専攻)卒業、大阪大学大学院工学研究科博士課程修了。生活科学研究所主任研究員を経て、1990年「参加のデザイン」という新しい市民参加の理念。理論を提唱し、市民・行政・企業のパートナーシップによる参加型の地域づくり、まちづくりのための「参加のデザイン研究所」を設立、代表として今日に至る。参加のデザイン研究所ではまちづくり、地域づくりのコーディネーターとして国や地方自治体の事業を実施する一方、環境教育、市民活動の人材養成のための独自の人材養成プログラムや参加のデザインのワークショップを開発、各地で実施し、全国にネットワークの輪を広げてきた。
 そうした活動と併行して、NPO法づくりのための「市民活動制度絡会」の世話人として活動を続け、98年3月の特定非営利活動促進法に尽力した。1997年11月、国分寺市に「NPO研修・情報センター」をNPOを支援するNPOとして開設。同センターは99年東京都より特定非営利活動法人の認証を取得、代表理事として現在に至る。NPOの理事、スタッフの研修及び、NPOを支援する行政、企業の人材養成に力を入れるとともに三多摩地域のNPOサポートセンターの役割を果たしている。
 その他、参加体験型子どもミュージアムについての研究を1990年より実施。毎年アメリカ、ヨーロッパ各地の子どもミュージアムを歴訪し、世界の子どもミュージアムの人々とのネットワークをつくりながら研究を続け、1995年に「子どもミュージアム研究会」を設立、活動を続けている他、一般の人が気軽に楽しくまちづくりに参加できる「酒蔵を核としたまちづくり」のアイディアを実現するため、「酒蔵環境研究会」を主宰し、全国のまちづくりに熱心な酒蔵60歳あまりをネットワークした、「酒おこしまちおこしトラスト」など様々な市民活動を実践している。
 2000年度から多摩大学で「NPO経営論」の講座を担当。若い世代にNPOへの関心を広げること、コミュニティ・ビジネスとしてのNPOの起業家養成に力を入れている。

公職
・多摩大学、千葉大学、立命館大学、東海大学で非常勤講師
・日本NPO学会常任理事、日本NPOセンター企画運営委員
・社会福祉法人にんじんの合評議員、社団法人環境情報科学センター編集委員、財団法人ひょうご環境創造協会企画委員
・国土庁地方振興アドバイザー、新潟県地域づくりアドバイザー等公職多数
・自治省(現・総務省)、大蔵省(現・財務省)、建設省および国土庁(現・国土交通省)、環境庁(現・環境省)、経済企画庁(現・内閣府)、東京都、山形県、鳥取県、兵庫県、世田谷区、鎌倉市、国分寺市等政府、地方自治体の審議会、委員会の委員を歴任



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