●石東直子(いしとう・なおこ)
大阪市生まれ神戸育ち。都市計画プランナー。技術士(建設部門、都市および地方計画)。1965年大阪市立大学家政学部住居学科卒業、67年神戸大学大学院修士課程修了(都市計画専攻)。且s浦都市開発建築コンサルタンツ等に勤務後、84年から2年間、中国天津大学大学院と華中理工大学大学院で都市・住宅環境整備等の講義。86年石東・都市環境研究室を開設、現在に至る。
主な著書/「現代中国の生活・住居・街」(龍渓書舎、1979)、「好きやねん中国 わたしの中国 喜・怒・楽日記」(学芸出版社、1987)、「新時代の都市計画5 安全・安心のまちづくり」共著(ぎょうせい、2000)
●コレクティブハウジング事業推進応援団(略称=コレクティブ応援団)
震災の年の石東直子が小林郁雄とともに発案し設立した専門ボランティアグループ。都市計画プランナーや建築家、医師や福祉関係者、行政の職員の外にコレクティブハウジングに関心をもつ多分野の人たちが参加している。被災地でのコレクティブハウジングの事業化に向けて、自治体への提案、計画への参画から、その後の事業の展開に沿って各段階で必要とされるサポートに対して支援活動を続けている。
現在の事務局は小林郁雄、天川佳美、吉川健一郎と応援団長の石東直子の4人。また、コレクティブ応援団の応援団であるコレクティブ学生応援団も継続的に組織されている。