リフォーム市場の増大に伴い、従来にも増してその重要性・必要性がクローズアップされつつあるインテリアコーディネーターだが、公認資格試験の合格率は約20％もの難関で、正しい知識をもっていなければ合格できない。
本書は、資格試験のインテリア販売科目受験に不可欠な用語を厳選し、テーマ別にイラストやフロー図などを交えて正確にわかりやすく解説している。
例えば、天井埋め込み照明器具のページを開くと、「浅型」「バッフル型」の解説と天井埋め込み器具のイラストが見開きになっていてわかりやすい。
全編を通して左ページに用語解説、右ページにイラストや図表を配置しており、文章とビジュアルの両面で理解度が増すように工夫されている。巻末の索引を使えば用語辞典としても活用できる。
『室内』（轄H作社） 2001.9
コーディネーターの資格試験を目指す人には、10月の試験に向けて追込みの季節がやってきた。
本書はそんな受験者にも、実際の現場で働くコーディネーターにも、役立つように編集された用語集である。
そもそもインテリアコーディネーターとは何者か、から始まり、情報と販売、家具、ウィンドウトリートメント、照明、寝具、仕上材、建築金具などの項目別に解説している。項目はさらに、イラストとともに見開き完結で分かれており、見やすい。押えておかなければいけない基礎知識を、毎日少しずつ覚えるのに便利。今からだって遅くはない（かも）。
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