「まち歩き」をしかける
コミュニティ・ツーリズムの手ほどき

茶谷幸治(ちゃたに こうじ)
1946年大阪生まれ。イベントとツーリズムのプロデューサー。そもそもはマーケティングのプロデューサー。1993年「アーバンリゾートフェア神戸’93」のチーフ・プロデューサー、1994年「ジャパンエキスポ世界リゾート博」の催事プロデューサー、1999年「ジャパンエキスポ南紀熊野体験博」の総合プロデューサー、1999年「しまなみ海道’99」の広島・愛媛両県総合プロデューサーなど、一貫して地域主導・住民主体の地域活性化イベントを主唱してきた。その集大成が2006年「長崎さるく博」で、日本ではじめてのまち歩き博覧会を市民主体で成功させた。2008年には、大阪コミュニティ・ツーリズム推進連絡協議会のチーフ・プロデューサーとして「大阪あそ歩」を立ち上げた。現在、一般社団法人大阪あそ歩委員会代表理事。大阪大学CSCD招聘教授。著書に『まち歩きが観光を変える』(学芸出版社)、『イベント化社会』(関西学院大学出版会)などがある。