第1章 身近な公園緑地のマネジメント
1 マネジメントに必要なもの
1.理念と効果
2.組織と人材
3.自然資源の保全と活用
4.財源
2 マネジメントにおける課題
1.アイディアとコンサルタント
2.管理と運営
3.評価の視点
4.法規制の温度差
第2章 広域利用施設のマネジメント
1 経営と組織
1.組織・職員構成、財務構成、来園者数
2.経営方針、経営目標・業務結果の評価基準、運営上の課題、課題への対処
2 社会とのかかわり
1.管理運営に関わる成功失敗談、利用者の声の収集方法、利用者の声への対応、
人材発掘・育成方法
2.ボランティア・NPO団体の有無、団体の受入れ、活動状況、情報公開の手法
3.将来的な事業展開方針、経営・運営上重要なポイント
第3章 テーマパークのマネジメントに顧客管理をみる
1 理念
2 管理運営
3 評価
4 財政
5 組織
第4章 セントラルパークにおける公園経営システム
1 自然環境への配慮
1.自然風景式のデザインが1200万の人を呼ぶ
2.多様な利用、キメ細かな道路計画と生き物への配慮
2 市民参加型の運営
1.市民による管理組織の構築と多様な資金調達
2.市民主体のゾーンガーディナーシステム
第5章 設計から管理運営を総合的に捉える―兵庫県伊丹市昆陽池公園―
1 昆陽池公園の成立過程と概要
2 計画と設計
3 工事の特性
4 生き物の生息状況
5 管理運営の分析
1.組織と費用
2.問題と対策
6 利用運営の分析
1.利用状況
2.住民参加
7 今後の課題と対策
8 マネジメントの成果
第6章 住民との計画から運営までの協働作業
―滋賀県東近江市河辺いきものの森―
1 森づくりのはじまり
2 遊林会の取り組み
3 生物調査
1.植生
2.鳥類―季節ごとの出現数の特徴と樹林地環境の評価―
4 空間整備計画
5 利用運営計画
6 マネジメントの成果
第7章 ワークショップを意思決定にどう取り入れるか―大阪府営深北緑地公園―
1 ワークショップ導入の背景と手法
2 利用実態調査
1.ヒアリング調査
2.結果の概要
3 ワークショップの意見分析
1.ワークショップの概要と意見の整理
2.意見の取捨選択手法の開発と適用
4 ワークショップの成果と限界
第8章 ボランティアと連携した市民参加型イベント
―大阪府営せんなん里海公園「海に吼える!」―
1 寒稽古導入の背景とイベント立ち上げの経緯
2 「海に吼える!」の概要
3 マネジメントの実践による解決事項
1.協働体制の構築と運営
2.ボランティアとの連携
3.イベントプロデュースにおける人々の「やる気」の結集のポイント
4.ランドスケープアーキテクトが果たす役割
4 積極的なマネジメント構築の課題
1.組織のプロセスデザイン
2.場の自然条件等への配慮
3.財政支援
4.新たな評価軸
5.コンセプト
第9章 新しいマネジメントプラン策定の着目点
1 分析結果
2 5つの視点
第10章 総合的なマネジメントプランの提案例
―国営明石海峡公園「神戸地区」の事例を対象として―
1 はじめに
2 計画の視点
3 事業対象地の設定
4 計画課題の設定
5 マネジメントプランの策定のためのマーケティング調査
1.マーケティング調査
2.コンセプトと計画方針の設定
6 マネジメントシステムの構築
1.プラットホーム、あいな里山サロンの開設
2.ラウンドテーブルの運営
3.マネジメントプラン検討委員会の設置
7 マネジメントシステム―理念
8 マネジメントシステム―組織
9 マネジメントシステム―財政
10 マネジメントシステム―管理運営
11 マネジメントシステム―評価
12 マネジメントシステム―事業計画
13 マネジメントシステム―プロセスデザイン
14 利用者と行政の役割と責任
15 運営管理計画
16 成長管理計画
17 マネジメントプランが導く公園像
1.基本理念
2.計画方針
3.土地利用計画の提案
18 今後の課題
1.政策評価としての環境財評価の検討
2.地域資源利活用法の検討
3.中間支援機能の検討
4.運営プログラム計画の検討
5.企業参加の検討
6.イメージづくりの方法の検討
7.波及効果の検討
第11章 指定管理者の事業計画提案のポイント
1 指定管理者制度導入の目的と背景
2 三大都市の指定管理者制度の分析―特徴と課題―
3 指定管理者になるために―組織
4 指定管理者になるために―財政
5 指定管理者になるために―評価
6 指定管理者になるために―管理運営
7 指定管理者になるために―理念
8 指定管理者になるために―PDCA
あとがき