1・1 プロローグ 印象派は鉄道に乗って
1・2 わが国の私鉄の誕生
1・3 1910年の衝撃:郊外住宅地の誕生
1・4 私鉄の事業モデルの形成とライフスタイル
1・5 市街地電車のための道路整備
1・6 1930年の成熟:関西私鉄王国の形成
1・7 第2次世界大戦から高度経済成長期の都市と鉄道
1・8 モータリゼーションと鉄道:郊外化と中心市街地の衰退
1・9 人口構造と鉄道事業
1・10 魅力ある都市,第三の場所,スロースペース
2・1 重役出勤の時代から「通勤地獄」へ
2・2 郊外は夢を叶えたのか
2・3 何故通勤時間は増加しないのか?
2・4 総旅行時間一定の法則
2・5 本源的交通
2・6 通勤はたんなる苦痛にすぎないのか?
2・7 寡黙な乗客と饒舌な車輛
2・8 気になる携帯電話
2・9 通勤電車の男と女
2・10 共有する「場」としての車内
2・11 新たな規範を求めて
3・1 モータリゼーションの仕組み
3・2 自己組織化の実態
3・3 社会的ジレンマからの脱出法
3・4 中京都市圏のモータリゼーション
3・5 大規模小売店舗の進展
3・6 道路整備と大規模小売店舗立地
3・7 柳バスによる柳ケ瀬地区活性化の試み
3・8 公共施設の立地とアクセストリップ
3・9 公共施設立地とモータリゼーション
3・10 岐阜県庁の立地による周辺交通環境の形成
3・11 岐阜市の路面電車
3・12 相次ぐ路線の廃止
3・13 路面電車の現況
3・14 将来に向けて
3・15 コンパクトシティ
4・1 観光を大衆のものとした鉄道
4・2 関西私鉄による観光への取組
4・3 社会分化と観光
4・4 都市の「表」と「裏」
4・5 人を観光へと駆りたてるもの
4・6 消えていく放浪者
4・7 遊歩と都市型観光
4・8 「イケイケどんどん型」から「ホッコリ型」人間へ
4・9 遊歩の復権
4・10 観光ガイドブックに見る〈フラネア←→サロナー〉の軸
4・11 ガイドブックのなかの「私」
4・12 都市型観光における鉄道の役割
5・1 都市と鉄道の接点
5・2 こうしてターミナルは形成された
5・3 ターミナルの個性化
5・4 変わるターミナル
6・1 都市開発の核としての鉄道駅
6・2 ITが変える街
6・3 都市再生が作る街
6・4 大規模集客施設とブランドが作るハレの都市
6・5 〈ケ〉を排除する〈ハレ〉の街
6・6 〈ハレ〉の「街」と公共領域
6・7 三層街の〈ハレ〉と〈ケ〉
6・8 〈ハレ〉の街が孕むリスク
7・1 遊歩と街
7・2 街から孤立した文化施設
7・3 駅起点の回遊路
7・4 大阪梅田三層街
7・5 魅力ある街の要件
7・6 繁華街の調査分析
7・7 繁華街を得点化する
7・8 因子から見る繁華街
第8章 鉄道都市―より豊かな公共領域の創造と鉄道の役割― |
8・1 公共領域と鉄道
8・2 民主的公共空間を蝕むもの
8・3 【クルマ社会化×郊外化×商品化】と公共領域の衰退
8・4 失われる都市の理想像
8・5 都市開発は阻止されねばならないのか?
8・6 公共領域の創出に向けての二つの方向
8・7 遊歩者の視点から
8・8 「街を愉しもう」:地域の繁栄に向けて
8・9 仕掛けとしての「花灯路」
8・10 最終電車と都市再生
8・11 社会的豊かさの回復のために鉄道の復権を
SLと緋牡丹博徒
日本鉄道黎明伝T―ペリー来航から敷設決定まで―
日本鉄道黎明伝U―鉄道時代の幕開け―
鉄道と新しい文学空間
豊中駅前地区のトランジットモール
駅周辺の盛り場空間とフーゾク
スターバックス=「第三の場所」?
|