東京大学環境三四郎「環境の世紀」編集プロジェクト 編著


装丁 古都デザイン

A5・256頁・定価 本体2200円+税
ISBN 4-7615-2363-8

■■内容紹介■■
これから「環境問題」を学んでいく人たちに必要となる考え方や方法、視点や技術を、各分野の第一人者がわかりやすく語った。東京大学で毎年、1、2年生向けに開講されるテーマ講義「環境の世紀」を元に編集。工学や農学、経済学、文化人類学、科学史・科学哲学など、幅広い切り口から問題にアプローチし、本質に迫った。

Aren't we in ECO−BOOM?
Students at the University of Tokyo work on the Environment Issues

◎環境三四郎とは
環境三四郎は、環境問題の解決を目指して活動する東京大学の学生・卒業生を中心に構成されたサークルで、「学習と行動」「批判ではなく提案」「交流そして成長」という3つの理念をもって活動している。会員数はおよそ150名で駒場キャンパスの1、2年生約40人が主に中心となって活動している。1993年10月の立ち上げ以来、本講義「環境の世紀」の企画・運営への協力を始め、キャンパスエコロジー活動といったキャンパス内での資源リサイクル・リユースの促進や「環境週間」のイベント、EMS(環境マネジメントシステム)についての調査・提言、生態系やビオトープについての学習などメンバーの興味に合わせて様々な活動を行っている。
ホームページは、http://www.sanshiro.ne.jp/

◎テーマ講義「環境の世紀」とは
テーマ講義とは、東京大学で1、2年生向けに開講される選択講義の一種で、一般に話題となっているテーマについて深く追求する講義である。環境問題を扱った講義が稀であった1994年に「環境の世紀」は開講され、その後も環境問題の変遷とともに、「環境の世紀」は変化しつづけている。環境三四郎は開講以来10年間、責任教員のご厚意のもと、企画・運営を共同で行ってきている。


『環境緑化新聞』  2006.5.15







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