改訂版 土木計画学
公共選択の社会科学

藤井 聡(ふじい さとし)
1968年奈良県生まれ。京都大学土木工学科卒、京都大学大学院土木工学専攻修了後、同大学助手・助教授、東京工業大学助教授・教授を経て、2009年より京都大学大学院教授。ならびに、16年より京都大学レジリエンス実践ユニット長。2012年12月から安倍内閣内閣官房参与(防災・減災ニューディール担当)。専門は土木計画、経済政策等の公共政策のための実践的人文社会科学研究。生活・交通行動分析(アクティビティ分析)にて1998年土木学会論文奨励賞、認知的意思決定研究で05年行動計量学会林知己夫賞、社会的ジレンマ研究で03年土木学会論文賞、07年文部科学大臣表彰・若手科学者賞、06年に『村上春樹に見る近代日本のクロニクル』にて表現者奨励賞、18年に公民的資質のためのシティズンシップ教育研究で土木学会研究業績賞を受賞。著書に『経済レジリエンス宣言』『プラグマティズムの作法』『列島強靭化論』『コンプライアンスが日本を潰す』『社会的ジレンマの処方箋?都市・交通・環境問題のための心理学?』(以上は単著)『合意形成論』(編著)『モビリティ・マネジメント入門』『国土学』『社会心理学の新しいかたち』(以上は共著)等。