ローカルメディアのつくりかた

人と地域をつなぐ編集・デザイン・流通

Prologue つながりを生み出すローカルメディア

Part 1 観察力×コミュニケーション力

1 『みやぎシルバーネット』(宮城県仙台市)
──お年寄りが表現し、語り合う場所
2 『ヨレヨレ』(福岡県福岡市)
──現実を真剣に描くからこそ面白い
考察 時間をかけて見つめることでコミュニケーションが生まれる
──無明舎出版、『kalas』

Part 2 本・雑誌の新しいかたち×届けかた

1 『東北食べる通信』(岩手県花巻市)
──生産者と消費者の関係を深める食べ物付き情報誌
2 本と温泉(兵庫県豊岡市)
──"地産地読"という届けかた
考察 その地に最適なかたちと方法がある
──「十和田奥入瀬芸術祭」「宿命の交わるところ─秋田の場合」ほか

Part 3 地域の人×よそ者

1 『雲のうえ』(福岡県北九州市)
──平凡な場所が素敵に見えてくる
2 『La Collina』(滋賀県近江八幡市)
──地元の再発見が愛着と自信を育てる
3 『せとうち暮らし』(香川県高松市)
──クリエイターがつながり、応援する人がいて、メディアが成長する
考察 地域の人とよそ者の情熱が広がりを生む
──issue+design、『離島経済新聞』

Epilogue ローカルメディアはいつも実験場だった

──『谷根千』、せんだいメディアテーク、
『フリースタイルな僧侶たちのフリーマガジン』『飛騨』『TO magazine』

あとがき