都市環境デザインのすすめ
人間中心の都市・まちづくりへ

中野恒明(なかの・つねあき)

 芝浦工業大学システム理工学部教授(環境システム学科)・アプル総合計画事務所代表。
 51年山口県生まれ、74年東京大学工学部都市工学科卒業、槇総合計画事務所を経て、84年アプル総合計画事務所設立、05年〜芝浦工業大学教授、専門は都市デザイン、都市計画から建築設計、景観設計まで幅広く実践活動、代表的な作品・業務に、門司港地区まちづくり、皇居周辺道路景観整備、新潟駅南口駅前広場整備、那覇国際通り商店街振興組合連合会TMO支援、葛飾柴又帝釈天参道周辺街並みデザイナー派遣、横浜みなとみらい21新港地区景観計画、横浜山下町地区KAAT・NHK街区施設建築物設計および都市デザイン調整など。
 主な共著書に『日本の都市環境デザイン(1)・(2)・(3)―造景双書』(建築資料研究社)、『建築・まちなみ景観の創造』(技報堂出版)、『まちづくりがわかる本―浦安のまちを読む』(彰国社)など。
 都市環境デザイン会議・代表幹事、墨田区景観審議会会長、東京大学まちづくり大学院・東京藝術大学非常勤講師も兼務。