「和」の都市デザインはありうるか
文化としてのヒューマンスケール

著者紹介


田端 修(たばた おさむ)
1939年京都市生まれ。大阪芸術大学非常勤講師。京都工芸繊維大学工芸学部卒業、京都大学大学院博士課程中退。椛蝸ム組、藤川デザイン学院(現、京都造形芸術大学)勤務のあと、1977年より大阪芸術大学に在職。講師・助教授を経て1993年から教授、同年から同大学大学院担当。2010年3月に退職。工学博士。技術士(都市および地方計画)。一級建築士。都市設計・都市デザイン評論などが専門。1979年から2003年まで都市計画アトリエを開設し、関西一円の都市景観、居住環境や都市施設デザインなどに関する調査・計画策定に携わる。この間、兵庫県生活文化を創る1%システム委員会、大阪市都市景観委員会、各地の景観委員会、都市計画審議会などの委員をつとめる。

主な著書:
『わが国土の設計』(学藝書林、共著、1969)、『京町家・コミュニティ研究』(鹿島出版会、共著、1976)、『町なかルネサンス−職住遊の都心再生論』(学芸出版社、1985)、『都市デザインの手法−魅力あるまちづくりへの展開』(学芸出版社、共編著、1990)、『マスシティ−大衆文化都市としての日本』(学芸出版社、共著、1991)、『町家型集合住宅−成熟時代の都心居住へ』(学芸出版社、共著、1999)

執筆協力
・澄田智子 2009年大阪芸術大学大学院(芸術研究科芸術文化学領域)前期課程修了、現在クロカワ工芸葛ホ務〈第4章〉
・寺尾英訓 2004年大阪芸術大学大学院(同上)前期課程修了、現在ダイワラクダ工業葛ホ務〈第5章〉
・斎藤吾郎 2004年大阪芸術大学大学院(同上)前期課程修了、2009年同後期課程中退、現在徳島県上勝町役場勤務〈第6章〉