負の資産で街がよみがえる
縮小都市のクリエーティブ戦略

目次

序章 都市のアグリー・ダックリンたち―不幸な国の新たな主役

第1章 文化資源を利用した地域の再生

   1 文化資源論の系譜
   2 表の文化、裏の文化
   3 アートと街のマッチング
   4 ビエンナーレ/トリエンナーレの効用
   5 地域資源の再発見

第2章 アーティスト・イン・空き家

   1 ソーホーの神話
   2 都心を占める木造住宅密集市街地
   3 京島に住む
   4 「アーティスト・イン・空き家」の実施
   5 過疎地でも「アーティスト・イン・空き家」

第3章 多文化が交わる都市社会

   1 多文化共生の枠組み
   2 もうひとつの木造住宅密集市街地、横浜鶴見
   3 南米人が街を元気にする

第4章 廃校がミュージアムに

   1 小学校がなくなる
   2 学校はアート・スペースになるか
   3 D─秋葉原テンポラリー

終章 縮小時代の価値創造

  1 「負の資産」を「正の資源」に置き換える
  2 デザインの四面体
  3 クリエーターと地域性
 
あとがき