川で実践する 福祉・医療・教育


著者紹介

石川治江(いしかわ はるえ)
NPO法人ケア・センターやわらぎ代表理事、社会福祉法人にんじんの会理事長、立教大学非常勤講師。著書に『介護はプロに、家族は愛を』(ユーリング)など。やわらぎは24時間365日の在宅介護サービスに取り組む。ISO9001取得。

小松寛治(こまつ かんじ)
本荘第一病院院長。病気に対する川の癒し効果に関心を持ち長年活動を続けている。全日本病院協会常任理事、日本臨床内科医会理事、日本内視鏡外科学会、日本腹部救急学会特別会員、また、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本糖尿病学会各々の指導医など。

小松かずゆ(こまつ かずゆ)
本荘第一病院専務理事、企画室室長。本荘第一病院癒しの川活動委員会代表。1996年、「子吉川連携交流会」を開催、分科会で全国で初めて「癒しの川」をテーマに取り上げ、以後子吉川での癒しの川活動に取り組む。1988年本荘第一病院を小松寛治と共に創立。

川村公一(かわむら こういち)
国土交通省東北地方整備局秋田河川国道事務所調査第一課長。河川・ダム・砂防・地すべり・海岸などの事業に携わる。現在、子吉川の河川事業を担当。主な著書に『環境論ノート』(1995)、『物部長穂』(1996)、『癒しの川』(2003、共著)など(いずれも無明舎出版)。

大信田康統(おおしだ やすのり)
1997年、もりおか障害者自立支援プラザ所長就任。障害者の社会参加活動に関する街のユニバーサル調査や、障害を持つ人、持たない人との交流イベント等の企画実施に取り組む。高橋文彦著『大信田康統は今日もせっせと生きている』(能谷印刷)が発刊されている。

吉川勝秀(よしかわ かつひで)
リバーフロント整備センター技術普及部長、慶応大学大学院政策・メディア研究科教授。著書に『市民工学としてのユニバーサルデザイン』(編著、理工図書)、『水辺の元気づくり』(編著、理工図書)、『人・川・大地と環境』(技報堂)など。
HP http://www.ne.jp/asahi/yoikawa/suikei

荒関岩雄(あらせき いわお)
恵庭市建設部市街地整備室室長。市職員の傍ら1993年に全国水環境交流会in北海道の発足に参画し、現在、千歳川流域連携懇談会の仕掛けや川での福祉と教育活動など、数々の社会実験を手掛ける。
HP http://www.city.eniwa.hokkaido.jp

寺内康夫(てらうち やすお)
恵庭市建設部市街地整備室主幹。1995年阪神大震災のおり、行政ボランティアとして東灘区で活動。その後、市の「防災計画地震対策編」を作成し非常備蓄を進める。2002年「交通バリアフリー基本構想」作成に参画、現在まちづくり担当。

大野重男(おおの しげお)
(財)ハーモニィセンター理事長、川に学ぶ体験活動協議会(RAC)代表理事。元社団法人中央青少年団体連絡協議会会長、元文部省生涯学習審議会委員。モンゴル文化教育大学創設者。茨城県藤代町に在住。「藤代三次元プロジェクト」や「おじいちゃんと遊ぼ」等の活動推進中。北海道生まれ。

吉野英夫(よしの ひでお)
2003年4月から(財)河川環境管理財団河川環境総合研究所研究第一部次長兼子どもの水辺サポートセンター次長となり、全国の水辺での活動を実践している市民団体や指導者と連携し、水辺に子どものにぎわいの復活を目指す取り組みを担当。

小丸和恵(こまる かずえ)
子どもと川とまちのフォーラム事務局長。大阪市生まれの愛媛、京都育ち。大学卒業後、就職の後、英国滞在、帰国後、企業に勤務のかたわら、プライベートな部分で、景観問題などへの関心から市民グループ「川のグループ」の活動に参加。
HP http://www.kodomo-mizu-machi.acrweb.com

西内燦夫(にしうち あきお)
四万十川流域住民ネットワーク代表世話人。「日本最後の清流四万十川の未来を守るためには、子供たちの健全な成長が必要である!」と考え「流域の上下流・官民そして時間軸」の連携に取り組んでいる。
HP http://www11.ccn.ne.jp/~shimanto/index.html

塚本昇(つかもと のぼる)
茨城県藤代町教育委員会教育次長。民間企業から、1974年藤代町役場に勤務。87年から市民と一緒に、一級河川小貝川でのフラワーカナル(花の運河)づくりに参加した。その後福祉部門に移り、2004年から現職に従事。NPOとともに活動。

木ノ下勝矢(きのした かつや)
1949年大分県中津市生まれ。82年地域づくり団体「豊前の国建設倶楽部」を結成。心と心を結ぶ「大分県対福岡県山国川水上大綱引き合戦」を行なう。山国川を道具として県境を越えた流域連携を目指している。
HP http://www.buzennokuni.org

伊貝星治(いかい せいじ)
NPO法人グラウンドワーク東海理事長、(財)日本グラウンドワーク協会理事、潟Cチテック代表取締役社長、労働安全コンサルタント。同志社大学社会福祉学科卒業。1995年よりグラウンドワークの普及・支援活動に努めてきた。
HP http://www.npo-gwtokai.com

飯泉光一(いいずみ こういち)
1942年茨城県北相馬郡藤代町生まれ、金物店経営。藤代町消防団分団長、藤代町商工会理事等を歴任し、現在藤代ライオンズクラブ幹事、藤代町まちづくり協議会事務局(フラワーカナル)、NPO法人小貝川プロジェクト21常務理事。シニア乗馬を特訓中で、老人ホームの人の乗馬をサポート。