サイン環境のユニバーサルデザイン
計画・設計のための108の視点
目次
はじめに
第1章 生活とサイン環境
・第1節 生活環境の現況と課題
・第2節 サイン環境とは
サイン環境とは/サイン環境の成立要因/サインに求められる基本要件とシステム/情報の入手のしかたによるサインの分類/サインの種類と機能/サインを成立させる三要素
・第3節 サイン環境の視点
移動環境と人間行動/ハードとソフト/アイデンティティと標準化/サインとアート/サインと自然/サインと色彩
第2章 人とサイン環境
・第1節 高齢者
眼光学系の変化/順応時間の延長/老人性難聴/身体寸法と心理特性
・第2節 身体障害者等
・第3節 外国人・子供
第3章 福祉のまちづくりとサイン環境
・第1節 これまでの福祉のまちづくりにおけるサイン
・第2節 バリアフリーデザインとユニバーサルデザイン
バリアフリーデザインでの問題点/ユニバーサルデザインの提唱/ユニバーサルデザインの現状
◆◆◆◆参考資料 ピクトグラムの例U 44
第4章 サイン環境の検証−調査・実験からの検討
・第1節 地下街とサイン
・第2節 黄色フィルターによる高齢者の擬似視覚体験
・第3節 サインの見やすい明るさ
見やすさに関する従来の研究/高齢者を対象とした場合
・第4節 点字ブロックの見え
・第5節 点字ブロックの敷設パターン
敷設上の問題/敷設方法の実態/適正な敷設方法の検討/使用上の誤解
◆◆◆◆参考資料 ピクトグラムの例V 60
第5章 わが国のサイン環境
・第1節 交通関係サイン
若葉マークと紅葉マーク/交通信号/交通標識/歩行者のサイン/自転車道のサイン/ハイキング道のサイン/町名のサイン
・第2節 施設サイン
・第3節 シンボルマーク
国際シンボルマーク/視覚障害者の利用を配慮したシンボルマーク/聴覚障害者の利用を配慮したシンボルマーク/ピクトグラム/福祉のまちづくりにおけるマーク
・第4節 視覚障害者を考慮したサイン
点字/触知図/点字ブロック(視覚障害者誘導用ブロック)/音声信号/盲人用信号機/手すりのサイン/点字ガイドマップ
・第5節 聴覚障害者を考慮したサイン
磁気ループ/電光表示板/電話お願い手帳/FAX/フラッシュライト・バイブレータ/非常警報・避難誘導装置
第6章 福祉先進国のサイン環境
・第1節 都市の案内
・第2節 車と人・自転車の通行
・第3節 ターミナル施設
・第4節 建物内の案内
・第5節 災害時
第7章 これからのサイン計画
・第1節 これからのサイン計画への視点
・第2節 わかりやすさ
環境を理解しやすいサイン計画/情報の種類と量/つながりと配置/見やすさ/システムとしての一貫性
・第3節 幅広い対応
専用と優先、共用/五感へのサイン/ヒューマンなサイン/周辺環境の変化/耐久性・メンテナンスフリー/夜間や雨天時の配慮/緊急時等の配慮
・第4節 安全性
間違いの許容/サインのバリアフリー/安全や安心のサイン
・第5節 親しみやすさ
らしさの創出―アイデンティティの演出/ユーモア・ジョーク/かわいらしさ/コラボレーションによるデザイン−利用者の参加
・第6節 美しさ − アートとしての環境要素
都市景観としてのサイン/環境としてのサイン/アートとしてのサイン
あとがき
学芸出版社
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