リノベーションの新潮流
レガシー・レジェンド・ストーリー

目次



はしがき


序章 リノベーションのまちづくり

0・1 近代都市理論と近代建築様式
0・2 近代主義の破綻と修正
0・3 リノベーション・リジェネレーション・コンバージョン
0・4 破綻都市の再生と救済
0・5 歴史都市の保存と再生

1章 アメリカの動きT──ニューヨーク

1・1 鎮魂から再生へ──ワールド・トレード・センター
1・2 廃線公園で奇跡の化学変化──ハイライン
1・3 対照的な二つのターミナル──ミッドタウン
1・4 マンハッタンの港町──サウス・ストリート・シーポート
1・5 負のイメージ大逆転──ウィリアムズバーグ
1・6 高級住宅地のブランドを守るBID──ブルックリン・ハイツ

2章 アメリカの動きU──ウエストコースト


2・1 ノース・ウエスト・キュイジーンのメッカ──パイク・マーケット・プレイス〔シアトル〕
2・2 全米一住みたいまち──パール・ディストリクト〔ポートランド〕
2・3 元祖リノベーション──フィッシャーマンズ・ワーフ〔サンフランシスコ〕
2・4 港のグルメ街──フェリー・ビルディング・マーケット・プレイス〔サンフランシスコ〕
2・5 住宅地のリノベーション──バークレイのグルメ街〔サンフランシスコ〕

3章 イギリスの動き

3・1 ユーロスター直結の巨大複合駅──キングス・クロス/セント・パンクラス〔ロンドン〕
3・2 ヨーロッパがターゲット──キングス・クロス・プロジェクト〔ロンドン〕
3・3 サッカー場を高級コンドミニアムへ──アーセナル・スタジアム〔ロンドン〕
3・4 新しいビジネスの胎動──ホクストン・スクエア〔ロンドン〕
3・5 デザイン主導の再開発──キャッスル・フィールドとニュー・イズリントン〔マンチェスター〕
3・6 瀕死のまちを救うリノベーション団地──パークヒル住宅団地開発〔シェフィールド〕
3・7 戦後集合住宅団地再生の新しい流れ──オルトン住宅団地開発〔ロンドン〕

4章 パリの動き

4・1 高層市営住宅のリノベーション──トゥール・ボワ・ル・プレートル
4・2 オーダー・メイドの街づくり──モンマルトルなど
4・3 巨大葬儀場をアートセンターへ──104
4・4 パリ最大の環境共生プロジェクト──アル・パジョル
4・5 パリの新名所──キャロー・デュ・タンプルとグルメ街
4・6 鉄道遺構の活用──プティット・サンチュールとヴィアデュック・デ・ザール

5章 ドイツの動き

5・1 世界遺産の集合住宅──ベルリン・ジートルンク〔ベルリン〕
5・2 連帯のこころざし──ライプチッヒ〔ライプチッヒ〕

6章 オランダの動き

6・1 大使館としてのホテル──ロイドホテル〔アムステルダム〕
6・2 アーティストを「大使」に──元チューインガム工場複合施設〔アムステルダム〕
6・3 伝説のクラブ──トロウ〔アムステルダム〕
6・4 埠頭のリノベーション──ロイドクォーター〔ロッテルダム〕
6・5 世界遺産のデザインファクトリー──ファン・ネレ工場とユストゥス団地〔ロッテルダム〕
6・6 都市としての大学──デルフト工科大学BKシティ〔デルフト〕
6・7 タバコ工場からインキュベーションセンターへ──カブファブ〔ハーグ〕

7章 バルセロナの動き

7・1 バルセロナモデル発祥の地──ラバル地区
7・2 カタロニアの心──ボルン・カルチャー・センター
7・3 産業衰退地区の再生──ポブレノウ地区
7・4 伝統と革新──バルセロナ郊外

8章 アジアの動き──上海・杭州・北京・バンコク

8・1 郷土の価値の再発見──周庄〔上海〕
8・2 庶民のまちをアートスペースに──田子坊〔上海〕
8・3 国家発祥の聖地──新天地〔上海〕
8・4 紡績工場跡をアートスペースに──M50〔上海〕
8・5 まちづくりの廃材利用でプリツカー賞──杭州中国美術学院〔杭州〕
8・6 軍需工場をアートのメッカへ──798芸術区〔北京〕
8・7 バンコクのニューウエーブ──ラチャダムヌン現代アートセンターなど〔バンコク〕

終章 レガシー・レジェンド・ストーリー



あとがき

参考図書・ホームページ情報(巻末)