伝統の続きをデザインする
SOU・SOUの仕事

目次

1 ファッションデザイナー、地下足袋に出会う

ファッションデザイナーになりたい!
学んだのは、デザインではなく仕立ての技術
憧れのDCブランド勤務
アメリカに行かねば!
手作りのセレクトショップ
偶然が引き寄せたパートナー
普遍的な魅力を持つテキスタイルデザイン
「SOU・SOU」始動
東京での苦戦
地下足袋との遭遇
和装文化の空白の歴史を埋める

SOU・SOUをつくる現場T 誰も作ったことがない地下足袋を─轄mサ産業

2 かわいくてポップで欲しくなる、これが一番大事

地下足袋こそインターナショナルだ
洋装は、もうやめだ
100年の織機が紡ぐ独自の風合い
ニーズを見失った伝統
国産へのこだわり
シンプルな技術に着目する
若者が産地のスターに
職人は、歌う場のない歌手
デザインの質が決め手

SOU・SOUをつくる現場U 江戸時代から庶民に愛される伊勢木綿─臼井織布

3 和装が断然カッコいい! 独自のスタイルを創る

ファッション界のはぐれもの
自社メディアを持つ
インターネットの力
ブランドストーリーを組み立てる
親しみやすさを表現する
できることはすべて自分たちで
企業とのコラボレーション
チャンスは誰にでも訪れる
自分が好きなことよりも、相手に求められることを
支えてくれたスタッフたち
流行ではなく、文化を創りたい

SOU・SOUをつくる現場V 本気で京絞りに向き合う若き職人─たばた絞り

4 SOU・SOUは流行らない。だから廃れない

僕らの目指すところ
カテゴリーにとらわれない
仕事の価値を上げるファッション
伝統を「更新」する
無駄な競争はしない
伝統産業に目を向けてもらうために
クリエイターが支える日本のものづくり