序章 山田吉彦が描いた旧市街・新市街・郊外地
1 前史・外来者の受容と都市形成
2 ハブスの成熟と再編
3 リヨテ総督の文化財保護政策
4 公私分離に基づく空間構成
1 保護領化と土地の権利の行方
2 分離政策の都市像
3 アンリ・プロストによる新市街設計
4 街路線と土地区画整理によるゾーニングの実現
1 都市に流れこむ離村民
2 郊外地の起源─ハブスによる都市開発のはじまり
3 ミシェル・エコシャールとCIAMモロッコ
4 アイン・カードゥースの開発
1 流民の発生と居住形態の変容
2 地区間交流の進展と三地区の課題
1 街路線─オースマン流の介入術
2 旧市街の切開
3 プランと実現手法
4 不整形なファサード.切開された袋小路
6章 新市街に埋め込まれた祈りの場─バロック都市のモスク |
1 祈りの場≠ニしてのモスク
2 モスク創建の過程
3 ハブスの活用
4 モスクのデザイン
1 寄付と増改築の原風景
2 CIAMが残した遺産
3 増改築のディテール
4 都市組織の形成
V部 都市政策の転換─保全と近代化を超える連携と重層化へ |
1 都市基本計画'80─三地区連携による旧市街保全
2 都市基本計画'91─都市再編における重層化の支援
3 詳細計画へ
1 フェス保全計画
2 重層化の計画的支援
3 旧市街への介入
結章 都市の遺伝子に働きかける計画
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