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安藤広重筆『木曽海道六拾九次』より柏原亀屋佐京 |
この松浦家は、 祖先は九州平戸の領主松浦家の出で代々ここに住みついて平安期ごろから有名な伊吹山の艾で評判をとり、 ことに六代目左京七兵衛は商才にたけた人で、 道中を売り歩いて江戸吉原の芸妓にこの薬の歌を歌わせたり、 大阪で歌舞伎芝居にしたりで評判を高め、 ここを通る大名たちを庭に入れて大いに接待したのでした。 さすが近江商人です。
鳥居本宿赤玉神教丸本舗有川家
鳥居本宿赤玉神教丸本舗有川家上段の間
鳥居本宿赤玉神教丸本舗有川家所蔵の金の茶釜など
これは琵琶湖の、 彦根のそばの鳥居本宿の入口の、 腹薬の赤玉神教丸の本舗です。 大きな家でしてね、 本陣構えです。
大名たちは皆中へ入って、 座敷で遊んで薬を買って行く。 今でも繁昌している大家です。
昭和20年代の鳥居本宿中央部(北より)
平成元年の鳥居本宿の町並み(合羽の看板が見える)
雨合羽形の看板を現代に応用している鳥居本家
この鳥居本の宿も近江路では最後の昔ながらの宿場でございます。 近江路になると、 どうしても新しくなってしまったのですが、 この宿は古いままです。 昭和20年ごろは更になおよかった。 その時の古いままの写真をお見せいたします。 今でも、 そう変わっておりません。
この鳥居本では、 合羽(かっぱ)も売っていました。 雨がっぱですよ。 長い、 三角形の。 その形のものを看板にしています。
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武佐宿・守山宿の間御上神社本殿 |
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武佐宿・守山宿の間 平宗盛・清宗父子の墓 |
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草津本陣田中家入口龕燈 |