歴史・文化のまちづくりニュース
NO.13
発行:歴史・文化のまちづくり研究会
発行日:1999.5.25(news-letter)
:1999.6.24(web-version)
「藤島亥治郎先生 百寿をお祝いする会」が開催されました
5月1日(土)午前11時から、歴史文化のまちづくり研究会と木葉会の共催にて、藤島亥治郎先生の百寿をお祝いする会が椿山荘にて行われました。
壇上の藤島先生の立ち姿
1.藤島亥治郎先生の百寿記念講演会
始めに、藤島先生による記念講演会「百寿を迎えて」が行われました。司会は、鈴木博之氏(東京大学教授)、及び、蓑田ひろ子氏(エコプラン)が当たりました。
お話は先生の生い立ちから始まり、海外への留学体験、又幅広い交友関係を、スライドを用いて、時にユ−モラスに、時に過ぎし日を懐かしむが如く語られました。更に、これまでの研究、設計活動の成果を、「大阪四天王寺の再建」、「平泉毛通寺の建立」を例にご紹介頂き、最後には先生の最新作「愛宕山展望塔の設計」について熱く語られました。
2.祝賀会
講演会に続き、会場を代えて祝賀会が行われました。発起人代表である佐藤重夫先生(広島大学名誉教授)の挨拶の後、お祝いの言葉を芦原義信先生(東京大学名誉教授)に頂き、当日ご出席頂けなかった藤島先生の奥様(つや子夫人)からのメッセ−ジが朗読されました。
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祝賀会の様子
大林芳郎氏(大林組会長)の乾杯のご発声により、歓談が始まりました。丹下健三先生からの祝電が読まれ、続いてお祝いの催しに、千葉初夫氏(平泉:喜松会会長)と青木茂氏(平泉観光協会)の謡曲「秀衛のクセ」、中浦仲代氏(ピアニスト)によるショパン、ノクタ−ンの演奏、近江栄先生(日大名誉教授)による石川啄木作詞の歌が披露されました。
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祝賀会の様子
祝宴は和やかな中にも、当日出席された皆様の藤島先生への敬慕の念をひしひしと感ずることが出来る会となりました。更に、杯が進むにつれ、藤島先生の口からは、「王維」が朗々と謡われる一幕もありました。
小林陽太郎先生(東工大名誉教授)を中心に木葉会による木葉会歌(藤島先生の作詞)が歌われ、三船康道氏(エコプラン)による中締めとなりました。
又、会場には一筆箋が用意され先生へのお祝いの言葉を皆様に寄せて頂きました。
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お祝いの言葉
3.記念撮影
祝賀会の後は、椿山荘庭園にて、花束を手にした藤島先生を囲み、記念撮影行いました。
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庭園での記念撮影
(報告:上原英克)
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