- 編著:(財)住宅総合研究財団マンション大規模修繕研究委員会
+星川晃二郎・田辺邦男・山口実
- B5W判・タテ・並製・表紙装
- 176頁・2800円+税
- 2001.11.30
- ISBN4-7615-2273-9
■■内容紹介■■ マンションは既に400万戸を超え、大規模修繕が必要なマンションも200万戸に迫ろうとしている。本書は様々なタイプのマンションで実施された大規模修繕工事から25例を精選し、管理組合が工事に取り組む時にもっとも大切なパートナー選びから、工事予算の目安、竣工後の検査やアフターケアまでを具体的に示した初めての事例集である。
■■長く住みつづけるために■■
マンションを良好に維持管理してゆくためには、適切な修繕が欠かせません。しかも、20年、30年と経ったマンションでは、居住性や機能などが現在の水準と比べて、劣っていたり、陳腐化したりしているので、単なる修繕のみではなく改良や改善も必要になります。
以前は旧くなれば建替えればいいという考え方が主流だったのですが、エネルギー、廃棄物、資源、生態系等、地球的規模の環境問題が明らかになり、現在では、もたせられるものは、出来るだけ長持ちさせようという気運が社会的にも強まってきています。
マンションでもこれからは永く住み続けられるように改修してゆくことが重要ですが、大規模修繕工事の成否がその鍵を握っています。本書がマンションの居住者や管理組合の方々だけでなく、マンションにかかわる全ての人達に少しでもお役に立てば幸いです。
研究委員会委員長
星川晃二郎
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装丁 前田俊平
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