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馬場昌子+福医建研究会 著



高齢者・障害者のための住居改善

カバーイメージ

B5変判/160ページ/並製
定価 本体2800円+税
2001/10/10
ISBN4-7615-2270-4
装丁:上野かおる
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自立を支える
バリアフリーの快居づくり

専門家連携の基礎知識と
事例を説いた初めての本!!

【内容紹介】高齢者・障害者の自立を支える住まいづくりには専門家の連携が必要だ。福祉・医療・建築領域に関わるものが集い、研究と実践活動を続けてきた著者が、実際のバリアフリー住居改善を通じてぶつかった専門用語や知識の壁を乗り越えるべく、最低知っておきたい基本事項を出し合ってまとめた。事例多数で連携の進め方・改善の方法がわかる。

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目  次



まえがき

はじめに

1  高齢社会と住まい
2  住居改善とは
3  住居改善支援のポイント
   コラム 住居改善による介護費用の軽減

第1部
連携のための基礎知識

1 どんな職種と仕組みがあるのか


1・1 福祉領域
4  福祉領域の職種
5  社会福祉の実施体制

1・2 医療・保健領域
6  医師の仕事・特性
7  理学療法士・作業療法士
8  保健婦・訪問看護婦
9  保健所と保健センター
   コラム 医療・保健・福祉の連携ってうまくいくの?

1・3 建築領域
10  建築に関する職能
11  設計監理について(建築士の仕事)
12  建築士の報酬

2 それぞれの分野の専門的な知識・用語


2・1 医療・保健領域
13  視覚(老眼・白内障)・温度覚・触覚痛覚
14  聴覚・老人性難聴
15  循環器・呼吸器・泌尿器・代謝疾患と障害
16  運動機能・神経系・筋力・骨・関節

2・2 疾病と障害
17  脳卒中
18  脊髄損傷
19  難病の住居改善
20  慢性関節リウマチ
21  高齢者の骨折
22  痴呆

2・3 リハビリテーション
23  「障害」という考え方〜概念の使い方〜
24  身体の部分と動きの名称
25  日常生活動作の考え方
26  日常生活動作と姿勢
27  動作のチェック「が苦手、が危険」
28  医学的リハビリテーション分野用語、その他
29  生活支援機器・用具とは
30  住宅改造に使用される生活支援機器・用具
31  住宅改造でよく使われる移動機器

2・4 建築の基礎知識
32  建築設計の手法(+コストの成り立ち)
33  建物の構造と各部位の名称
34  内装材の知識
35  建具の知識
36  設備の知識
37  住まいと冷暖房・照明
38  室内空気の複合汚染
39  工事現場で飛び交う言葉

2・5 あらかじめ調べてみよう
40  家屋情報・住宅の形態・所有関係・構造種別
41  構造種別改造の留意点・難易度
42  図面を読む(プランを読む)
43  間取り図を描く
44  段差・有効幅・設備・外廻りを調べる
   コラム まちづくりの中での階段の基準
45  建築の法規と確認申請
46  住居改善のために利用できる制度

第2部
住居改善の実際

1 生活行為と改造の留意点


47  外出
48  排泄
49  入浴
50  就寝・休息・身じまい
51  家事(調理・洗濯・収納)排泄

2 事例


52  K君の家 ―車で外出、活動領域を広げる車椅子対応の建替え
53  難病の夫と高齢の父を抱えた妻 ―1室増築にみる生活のゆとり
54  加奈ちゃんちの改造 ―1室増築と改造
55  Kさん宅の改造 ―夫婦で、自立した快適生活をめざす
56  生活支援と住宅改造 ―浴室を中心とする改造をめぐって
57  外出を容易に ―玄関廻りの改善で気づいたこと
58  Yさん夫妻のマンション ―多岐にわたるマンションの改善点
59  機能と思い入れとの拮抗 ―母屋の隣の新築
60  大学生S君の復学を機に ―今まで通り家族と、将来は一人で暮らす
61  介護負担の軽減をめざして ―いろいろな改善点と費用負担の間で



索引


あとがき

著者紹介


学芸出版社/gakugei

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