若手知事・市長が政治を変える
未来政治塾講義T

著者紹介


嘉田由紀子
滋賀県知事。1950年、埼玉県生まれ。京都大学大学院・米国ウイスコンシン大学大学院修了後、滋賀県庁に入庁。琵琶湖研究所研究員、琵琶湖博物館学芸員などを経て、2000年、京都精華大学人文学部教授。2006年、新幹線新駅やダムなど、高コスト公共事業の凍結・中止を掲げ、「もったいない」をキャッチフレーズに当選。2010年には県政史上最高得票で再選。2012年、日本未来の党を結成するが、衆院選後分党し党の代表を辞任。知事職に全力投球しつつも、未来政治塾で若い人を育て国政への政策提言を行う。

倉田哲郎
大阪府箕面市長。1974年、静岡県生まれ。1997年東京大学法学部卒業後、郵政省(現総務省)に入省。2003年から大阪府箕面市役所に出向し、2006年に総務省へ戻る。2008年、総務省情報通信政策局総合政策課課長補佐を最後に総務省を退官。同年、箕面市長選挙に出馬し、現職の藤沢純一市長を破り初当選、2012年に無投票再選。箕面市長就任後、育児休暇を取得している。

熊谷俊人
千葉県千葉市長。1978年生まれ、兵庫県出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、NTTコミュニケーションズに就職。その後民主党に入党し、2007年の千葉市議会議員選挙で稲毛区より立候補しトップ当選。2009年、現職の千葉市長が逮捕され辞職したことに伴い立候補、当選した。31歳4ヶ月での市長当選は当時最年少を記録、政令指定都市の市長としては現在も最年少。

稲村和美
兵庫県尼崎市長。1972年、大阪府生まれ。神戸大学大学院法学研究科修士課程を修了後、神栄石野証券(現SMBCフレンド証券)に入社。2002年に同社を退職し、尼崎市長選挙に出馬した白井文の事務所スタッフを務める。2003年、兵庫県議会議員選挙に尼崎市選挙区から初当選、2007年に再選。2010年、尼崎市長選挙への出馬を表明、当選した。当時、全国の女性市長の中では最年少であった。

松本武洋
埼玉県和光市長。1969年、兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、ベンチャーキャピタル、出版社を経て、2003年、朝霞地区の合併問題を機に和光市議会議員選挙に立候補し初当選。2007年、再選。和光市議会議員としては決算審査特別委員会委員長、議会運営委員長等を歴任。2009年の和光市長選挙で初当選。2013年、放送大学大学院社会経営科学プログラム修了。修士(学術)。

鈴木英敬
三重県知事。1974年、兵庫県生まれ(本籍地三重県)。東京大学経済学部卒業後、通産省(現経済産業省)入省。ジョブカフェの設立、会社法改正による1円起業の実現などに携わる。 2009年第45回衆議院議員総選挙に三重2区から自由民主党公認で立候補するが落選。 2011年の三重県知事選に出馬し当選。36歳の全国最年少現職知事となった。

佐藤大吾
NPO法人ドットジェイピー理事長。1973年、大阪府生まれ。大阪大学法学部在学中に起業、その後中退。1998年、議員事務所などでのインターンシッププログラムを運営するNPO法人ドットジェイピーを設立。これまでに1.5万人を超える学生が参加、うち約45人が議員として活躍。2010年、英国発1200億円を集める世界最大級の寄付仲介サイト「JustGiving」の日本版を立ち上げる。