地域で守ろう!鉄道・バス


1.地方公共交通の現状

 @利用者を減少させる要因
 A規制緩和の影響
 B地域公共交通活性化再生法の成立とその問題点
 C地域公共交通確保維持改善事業の開始とその問題点

2.沿線住民・NPOによる活性化の取組み

 @高校生による存続運動
   高校生による日立電鉄存続運動/鹿島鉄道存続運動/
   かしてつ代替バス活性化運動/鹿島鉄道の軌道敷を活用したBRTの概要
 A地域住民の参加
   地域住民による津軽鉄道活性化の取組み/神戸住吉台の「くるくるバス」/
   石巻市の「住民バス」(地域住民主体)と「市民バス」(行政主体)/
   兵庫県宍粟市の「もしもしバス」「思いやり号」
 B地域全体で公共交通を支える「クラブ財方式」
   青森県鯵ヶ沢地域の住民による回数券購入の事例/
   上田市豊殿地区の全世帯一律負担の循環バス「あやめ号」
 CNPOの活躍
   非営利組織による上田電鉄存続運動/樽見鉄道の「樽見鉄道を守る会」/
   NPO法人「はたおと」による「わたらせ渓谷鐡道」支援/生活バスよっかいち/
   京都市醍醐のコミュニティバス
 D市民がつくるバスマップの広がり
   バスマップの重要性/バスマップサミット/市民参加によるバスマップの作成

3.活性化に向けた事業者の自主努力

 @ネーミングライツの活用
   枕木オーナー制の元祖・平成筑豊鉄道/駅名を売り出した「くま川鉄道」
 A倒産からの再建
   「鉄道は必要だが、琴電はいらない」と言われた、琴平電鉄の再建物語/
   水間鉄道の再建
 B副業の躍進―銚子電鉄再建物語
   経営危機の到来/ぬれ煎餅の反響

4.行政によるサポート

 @上下分離経営の模索
   若桜鉄道活性化の模索/秋田内陸縦貫鉄道の存続へ向けた模索
 A民営鉄道から第三セクター・第四セクターへ
   加越能鉄道から竃恬t線へ/京福電鉄からえちぜん鉄道へ
 B大手民鉄から中小民鉄へ

5.行政主導型の取り組み

 @過疎地における生活路線バスの確保
   滋賀県旧湖北町(現長浜市)の「こはくちょうバス」/
   福島県西会津町の生徒送迎バス/宮崎県高千穂町の「ふれあいバス」
 Aデマンド型の乗合タクシー
 滋賀県米原市の「らくらくタクシーまいちゃん号」/滋賀県米原市の「カモン号」/
 四国中央市のデマンドタクシー

6.地域の「足」を守るためにできること

 @存続運動の方法
 A自治体で取り組むべきこと
 B交通基本法の制定に向けて