生きている文化遺産と観光
住民によるリビングヘリテージの継承
略歴
編著者藤木庸介(ふじき ようすけ)
1968年生まれ。京都精華大学美術学部建築分野卒業、シュテーデル・シューレ・フランクフルトを経てイーストロンドン大学大学院修了(M.A.)。和歌山大学大学院システム工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。和歌山大学システム工学部助手等を経て、現在、京都嵯峨芸術大学芸術学部観光デザイン学科准教授、ならびに遊工舎一級建築士事務所代表。一級建築士。共編著に『世界遺産と地域振興』(世界思想社)、編著に『名作住宅で学ぶ建築製図』(学芸出版社)ほか。
著者神吉紀世子(かんき きよこ)
1966年生まれ。京都大学大学院工学研究科修士課程修了。博士(工学)。和歌山大学助教授等を経て、現在、京都大学工学研究科准教授。湯浅町伝統的建造物群保存審議会委員。共著に『田園で学ぶ地球環境』(技報堂出版)『現代住宅研究の変遷と展望』(丸善)ほか。
福島綾子(ふくしま あやこ)
1975年生まれ。専門は文化財学。早稲田大学第一文学部考古学専修卒業、早稲田大学大学院文学研究科考古学専攻修了、ペンシルバニア大学デザイン研究院歴史環境保存プログラム修了。ユネスコ北京事務所、潟Lャドセンターデジタルアーカイブ・ラボ研究員を経て、現在、九州大学大学院芸術工学研究院環境・遺産デザイン部門助教。著書に『香港の都市再開発と保全―市民によるアイデンティティとホームの構築』(九州大学出版会)。
宮川智子(みやがわ ともこ)
1970年生まれ。英国ニューカッスル大学法律経済社会科学学部都市農村計画学科卒業後、奈良女子大学大学院人間文化研究科博士前期・後期課程修了。博士(学術)。平安女学院大学生活環境学部講師を経て、現在、和歌山大学システム工学部准教授。共著に『地域居住とまちづくり』(せせらぎ出版)『シリーズ都市再生2―持続可能性を求めて―海外都市に学ぶ』(日本経済評論社)。
花岡拓郎(はなおか たくろう)
1979年生まれ。九州大学大学院芸術工学府博士課程修了。博士(芸術工学)。国内外の歴史的な都市空間に息づく文化資源の活用プロジェクトに参画。現在、蘭島文化振興財団(広島県呉市)学芸員。美術館等の文化施設運営に携わる。共編著に『廿日市市厳島伝統的建造物群保存対策調査報告書』(廿日市市教育委員会)ほか。
阪岡 悌(さかおか やすし)
1955年奈良県天川村生まれ。1977年天川村職員となり、現在、天川村住民課長。1300年の歴史「大峯奥駈道」として世界遺産登録された天川の生活文化は、都会との関係性から成り立っており、都会の人々に対する天川の役割を「ルーラルリサーチ」(なにわと天川のネットワークを考える会)のなかで考えている。
塩路有子(しおじ ゆうこ)
聖心女子大学外国語外国文学科卒業、英国サリー大学大学院社会科学研究科修了(M.A.)、総合研究大学院大学文化科学研究科修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、国立民族学博物館外来研究員を経て、現在、阪南大学国際観光学部教授(ヨーロッパ人類学専攻)。著書に『英国カントリーサイドの民族誌』(明石書店)『住まいはかたる』(共著、学芸出版社)ほか。
清水苗穂子(しみず なほこ)
葛゚畿日本ツーリスト、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル勤務を経て、2004年大阪市立大学大学院文学研究科前期博士課程修了。文学修士。現在、羽衣国際大学産業社会学部准教授。共著に『これでわかる着地型観光』(学芸出版社)ほか。
平田隆行(ひらた たかゆき)
1971年生まれ。神戸大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(工学)。現在、和歌山大学システム工学部助教。共著に『建築設計学T― 住宅の設計を学ぶ』(学芸出版社)ほか。
内海佐和子(うつみ さわこ)
1966年生まれ。昭和女子大学家政学部生活美学科卒業後、積水ハウス鞄社。進学退職後、昭和女子大学大学院生活機構研究科修士課程ならびに同大学院博士課程修了。博士(学術)。昭和女子大学非常勤講師。昭和女子大学国際文化研究所客員研究員。共著に『ベトナム町並み観光ガイド』(岩波書店)。
柳沢 究(やなぎさわ きわむ)
1975年生まれ。京都大学工学部建築学科卒業、同大学院工学研究科修士課程修了。博士(工学)。神戸芸術工科大学大学院助手を経て、現在、一級建築士事務所究建築研究室および神楽岡工作公司代表、国立民族学博物館共同研究員、京都造形芸術大学非常勤講師。共編著に『世界住居誌』(昭和堂)『京都げのむ』(京都CDL)ほか。
編集協力湯浅町TMO
2002年より湯浅町商工会が認定推進事業者を務め現在に至る。会員数554名(2009年現在)。
和歌山大学林田研究室(林田大作)
和歌山大学システム工学部環境システム学科准教授を経て、2010年4月より大阪工業大学工学部建築学科准教授。
御坊市教育委員会
NPOスサノヲ
2005年にNPO法人として認可され現在に至る。
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