第14回「突然、浮上した“ユートピア都市”開発(2)――賛否両論の中、郡民投票へ」連載『変わりゆくアメリカからさぐる都市のかたち』
「突然、浮上した「ユートピア都市」開発(1)――シリコンバレーの富豪が背後に」では、民間企業のCalifornia Forever(CF)がサンフランシスコ(SF)の北東100kmの農牧地に、将来、40万人が暮らす新都市計画を発表したことについて紹介しました。
ここでは、計画をめぐる賛否両論を紹介します。土地を所有する農家/牧畜家、開発予定地を選挙地盤にする政治家(州議会議員)、行政機関、それに都市計画家、ジャーナリスト、環境団体などの間に、大規模ニュータウン開発をめぐって意見の相違があります。