連載『月刊日本の団地~時代を映すダンチ12選~』vol.2 千里青山台団地
第1回目で紹介した西長堀アパートでは、団地はまだ庶民の手が届く物件ではありませんでしたが、1961(昭和36)年に始まった千里ニュータウン開発の頃から、ようやく団地は庶民の住まいとなります。一方、当時の団地建設には困難もありました。ですが、この困難を乗り越えるさまざまな工夫が、美しい団地を生み出すことにもなりました。今回は、千里ニュータウンにある団地のなかでも屈指の美しさを持つ『千里青山台団地』を紹介します!