このままでは街がなくなる。都市計画は化石となり、開発は死滅する。求められるのはラジカルな転換だ。住宅政策、都市デザイン、都市計画制度の改革を訴え続けてきた著者が、縦割り行政への警鐘、民間活力の活用、そして生活環境の維持改善と地域内発型の産業振興をめざす本来の意味での都市計画=街づくりへの転換を訴える
A5判/288ページ/並製
| |
蓑原敬略歴 1933年東京生まれ福岡育ち。東京大学教養学部で地域研究(アメリカ)、日本大学で建築を学ぶ。ペンシルバニア大学大学院に留学、アメリカの都市計画にふれる。建設省、茨城県で都市計画と住宅行政の政策立案と実施の現場を経験。現在、蓑原計画事務所所長。常陽地域研究センター参与。主な著書に『新建築学大系15 都市・建築政策』(編著、彰国社)、『サンフランシスコ都市計画局長の闘い』(共訳、学芸出版社)など。 |