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 まちづくりロマン
 はじめに
 STAGE 1  メタセコイアに永遠の芽ぶき ■想いを集めて かなえた願い  岩手県盛岡市ぽぷら館は宮沢賢治の山猫軒/想像力で暮らしが変わる/カンパで贈ったポプラの木馬鹿な連中のシンポジウム/生きた化石のメタセコイア/気勢も上げず、頭も下げずに
 メタセコイアのメッセージ/四千人を超える署名/メタセコイアの木は残った
 
 
 
 STAGE 2  花火とラジオが空を飛ぶ ■ ミステリーに学ぶアイデア  栃木県足利市花火大会をラジオで中継/桟敷に持ち込む携帯ラジオ/まちじゅう美術館市民参加の足利まつり/逆賊・尊氏をシンボルに/渡良瀬シルク着用のこと
 シャーロックホームズのまちづくり
 
 
 
 STAGE 3  町はパノラマ 古今集の世界 ■初夢に歌い上げた町の行く末  岐阜県大和町中世人の初夢対談/銀行員から役場の職員/歴史の現場が能の舞台に地形崩さず鉄骨茅葺き人との縁でカベを越える/女性客で昼間は満席/歴史と和歌のインストラクター
 古今集の心を現代に活かす
 
 
 
 STAGE 4  沈んだ竜馬の船を探せ ■ 海底にさぐりあてたロマンと哲学  広島県福山市いろは丸と坂本竜馬の歴史/哲学とロマンを探せ/司馬遼太郎も「わからない」唐人船が沈んでいるはず/水中考古学の権威に託す/いろは丸とほぼ断定
 竜馬が隠れた屋根裏部屋/日本の文化のルーツは海
 
 
 STAGE 5  水のない川に緑の親水公園 ■自分が動いて、みんなが燃える  徳島県阿波町花ゲリラから花の万博へ/次々と消えた花街道/エネルギーの向きを変えよう捨てても捨てても拾えるか/まさか続くとは思わなかった/川の護岸に木を植えた
 町に広がる美化の心/役場を辞めて新たな道へ
 
 
 
 STAGE 6  手づくり水車から石畳の宿へ ■村並みに旅人迎えて暮らしを変える  愛媛県内子町屋根付き橋の残る村並み/石畳を思う会にゲリラの役割/資金を出し合い水車を復元法の壁越え町並み保存/不本意な異動が次のバネに/ダテではない町並みの体験
 いきいきと輝く主婦たち/村並み保存は女性の解放
 
 
 
 STAGE 7  掘割にとり戻したどんこ船 ■ 埋め立てにたった一人で唱えた異議  福岡県柳川市掘割を行くどんこ舟/掘割埋め立て下水路に/異議は担当者になって言え緊張感のある仕事がしたい/最初にできた二人の味方/市長に直訴、浄化に転換
 はじめは怒号、立ち往生/バスのなかでまわりに空洞/成功すれば仲間はずれ
 
 
 STAGE 8  百万都市にダムの町の領事館 ■ 都会に水を、山里にはにぎわいを  大分県大山町大都市でも使える過疎債/水の見返りに土地をもらう/都市と農村のバイリンガルニューメディアを紙芝居で/うめぼしの主張全国コンクール/ギャラリー&カフェ真柴
 博多山笠が大山町に/領事募集に八十六人
 
 
 
 STAGE 9  百済の里に西の正倉院 ■雲海を越えて築いた古代の都  宮崎県南郷村東大寺の法要モデルに/宮内庁から正倉院の図面/授業も休んで御木曳式完成の二年前にオープン/古代のオリジナルを追求/丹青仕上げの役場の天井
 東京の情報誌に求人広告/そば処「田舎屋みかど」/村は外からの評価で変わる
 
 
 
 STAGE 10  米軍基地に村役場を建てた ■軍隊・国家に不屈の闘い  沖縄県読谷村基地を米軍と共同使用/村の四七%が米軍基地/米大統領に直訴状やちむんの里に四十の窯元/基地に運動広場と野球場/基地のなかに村の未来図
 闘いは闘い、文化は文化/議場で三唱「やったぞー」
 
 
 結びにかえて 自治の未来と住民の時代
 
 
         
 
   
 
    
 
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