中島恵理(長野県環境部温暖化対策課長)
大和田順子(ロハス・ビジネス・アライアンス共同代表)
2011.10.24(紀伊國屋書店新宿本店)
食とエネルギーの自給、心豊かな農的暮らしを求めて
長年にわたり環境行政の最先端に携わってきた中島恵理氏は、八ヶ岳地域の豊かな資源に魅せられたことがきっかけで、自ら地域に飛び込みサスティナブルな暮らしを実践してきました。その模様をお伝えいただくとともに、ゲストの大和田順子氏からは、埼玉県小川町をはじめ、日本各地の農的なコミュニティやビジネスを紹介していただきました。
田舎暮らしや週末農業といったライフスタイルの実践へのヒントを得る、よい機会となりました。
Sustena-Lifeのホームページで当日の様子をUSTREAM配信していただいてます。
http://www.blog-headline.jp/sustena/2011/10/_ustream.html
アンケートより
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3年後を目途に自給自足の生活に入ろうかと考えており、化学肥料を使わない農をやろうと考えております。いろいろなお話を聞いて、何をし、何ができるかを考えてゆこうと思っております。
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とても参考になるお話でした。小川町には数回伺ったことがありますが、金子さんも30年かかって有機農業を認められるに至ったと聞きました。若い方が関心があることもわかり、心強く感じました。
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自分のできることから農に関わる人が増えていることは嬉しいことです。
農業の現状は田舎の閉鎖性、低生産性、また食の値段が低すぎることから経済的には厳しいですが、経済としての農ではなく、暮らしの中の農(半農半X)のコンセプトが広がると、素晴しいと思う。しかし、農村の現場は厳しいのも現実。
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田舎で生まれ育った私としては、中島さんのお話で昔のことをそうだったな≠ニ思い出した。田舎を見る眼、自分達の生活を客観的に見ることができる玲生活大きな視野に感心した。
こうした生活が特別なものではなく、日本の新しいあり方を方向付ける戦略的政策を構築していく必要性を感じる。
中央から地方へ金を引っ張ってくる自民政治の限界が明らかであるが、その転換を目指すべき民主党政権も地方が自立する国家戦略を描けずにいる。
政策的ヒントを得たいと思い聴講して、内容そのものは田舎育ちの私には当たり前のくらしだったが、都市住民との交流拡大により新しい展望があると思えた。
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新しい知見に会えました。
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非常に興味深かったです。以前から都市と田舎の二重生活を考えていましたが実際に実践されている方のお話はとても参考になりました。6次産業の大切さもとても感じました。
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田舎でのサスティナブルな暮らしを実践されている中島さんのお話はすごく親近感を持って聞けました。現状と課題を知ることもできてよかった。
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中島さんに直接お会いしてお話を伺えて大変参考になりました。大和田さんとのやりとり(対談)がとても面白かったです。実践されている方ならではの情報でした。本を読んでみたくなりました。
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都会生まれ都会育ちです。父の田舎は松本、豊科。年に一度遊びに行ってました。
私としては、田舎に住みたかったのですが、おじ、おばから「仕事がない。東京にいな」と言われてきました。
年々移り住みたい気持ちが高まっているので、何とかやり方がないか探していました。今回お話を伺って、何がやれるか具体的に考えてみようと思えるようになりました。次回の開催を楽しみにしています。
講師の方はお二人ともすごく素敵です。草取りしているようには見えませんが、農をしているお話は素敵です。いつかは、後をついていきたいです。
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