1 交通を知らずしてまちづくりはできない
2 なぜか低いバスの人気
3 意外と高いバスの能力
4 忘れてはならないバス停問題
1 幹線輸送を議論することの意味
2 BRT(バス・ラピッド・トランジット)とは
3 世界のBRTの動向
4 世界のガイドウェイバス事例の特色
5 世界のガイドウェイバス事例から学ぶこと
6 世界のバス専用道路事例
7 バスと路面電車の中間的存在
8 幹線・支線の考え方
9 日本での課題
1 DRT(ディマンド・レスポンシブ・トランスポート)とは
2 世界のDRTの動向(イエテボリ、他)
3 わが国のディマンドバスの歴史と現在
4 福祉政策の中での都市交通の考え方とバスの活かし方
5 コミュニティバス等とDRT
6 日本での課題
第3章 情報技術を活かしたバスシステム──ITSとの連携 |
1 ITS(インテリジェント・トランスポート・システムズ)とは
2 わが国のITSの現状
3 ITS政策の中でのバスの扱い
4 新しいITS技術:バスカメラとバスプローブ
5 バスロケーションシステムの歴史、現状と展望
6 情報提供の充実の課題
7 運行効率化の課題
8 優先走行の課題
9 日本での課題
1 TDM(交通需要マネジメント)とは
2 環境にやさしいバスシステムの可能性
3 バスを活かしたパーク&ライド
4 マルチモーダル施策とバス:多様な交通手段の中のバス
5 三つの視点からみたバスの運賃システム
6 運営の視点からみた運賃システム
7 福祉の視点からみた運賃システム
8 交通工学の視点からみた運賃システム
9 日本での課題
1 TOD(トランジット・オリエンテッド・ディベロップメント)とは
2 中心市街地活性化に向けてバスができること
3 公共交通軸 クリチバから何を学ぶか
4 日本での課題
1 バス停整備がなぜ重要か
2 バスを待ってみたくなるバス停をつくれるか
3 バスターミナルを活かしたまちづくり
4 日本での課題
第7章 バスを活かしたまちづくりの課題──市民と行政と事業者の協働 |
1 市民、行政、事業者の関係の整理
2 計画の場面、運営の場面、運行の場面での役割分担
3 ロンドンモデルから学べる公的関与と効率性追求の両立
4 三郷モデルから学べる上下分離感覚でのバス政策
5 龍ケ崎モデルから学べるコミュニティバスと在来バスの協調
6 不確実性に対応した段階的整備の意義
7 評価基準としての運賃収入採算性の限界と課題
8 自治体、事業者そして市民への期待
1 ロバストという考え方
2 理想に向けて
あとがき
参考文献
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