参加の「場」をデザインする

目次

序章 協働の時代にあらためて参加を考える

  1 まちづくりの穏やかな新しい潮流
  2 「参加」の梯子は越えられたのか
  3 「反対運動」はまちづくりではないのか
  4 大切な「像」と「場」のデザイン
  5 本書の構成

1章 参加の「場」のデザインを考える―参加を成功に導く11のポイント―

  1 参加の「場」にはいろいろある
  2 大切な11の視点
  3 まちづくりに市民意見を反映しようとしたら
  4 市民からの異議申し立てにどう向きあうか
  5 市民提案を生かすには

2章 生き生きとした参加の「場」をつくる―ワークショップ玉手箱19選―

  1 ワークショップで失敗しないために最も大切なこと
  2 ファシリテータの役割
  3 プログラムを考える
  4 開催日時のジレンマ
  5 「場」の空間デザイン
  6 当日の準備
  7 受付からワークショップは始まっている
  8 主催者はどう関わるか
  9 目的と成果の生かし方を明確に伝える
  10 わかりやすいとわかりにくいでは大違い
  11 自己紹介の意味
  12 困った参加者?
  13 現場を大切に
  14 まちづくりイメージをリアルに語る
  15 議論のまとめ方
  16 こんな問題も住民主体で考えられる
  17 ワークショップをふりかえって
  18 ワークショップの結果は地域の合意か?
  19 ワークショップの成果って何?

3章 実際の参加の「現場」から学ぶ─住民参加の三つの事例を通して─

  1 180万都市の政策決定プロセスに市民が直接参加する
    「札幌の都心を考える大規模ワークショップ」の試み
  2 地域のゆるやかな目標像の確認からはじめる
    「まちづくりガイドライン」
  3 地区住民の合意を形成する
    「コミュニティ・ゾーン形成事業」

4章 地域力を育てる―地域力を高める6つのキーワード―

  1 まちづくりに必要な地域力
  2 「山鼻・曙まちづくりハウス」奮戦記
  3 地域力を育てる取り組み
  4 地域力を育てる活動を支えるには