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現地概要

手前に格子だけ写っているのが現場です。 明治時代に建築されたもので、8軒長屋の2軒目です。
改修物件 全景
表には出格子があり、2階の窓は木製で大変趣があります。
2階の床柱は北山杉、鴨居には赤杉が使われている、なかなかのもんだ、とは千本銘木の中川さんの談。 しかし、一目でわかるほど平行四辺形にゆがんでいます。今までに1階を優先的に水平にして改修しているから、2階がゆがんだのでは、とは作事組の堀さんの談。窓の木枠もゆるんでいて、開けるときには平行四辺形にゆがみます。
1、2階とも、4畳半が2つあり、台所がある1階の奥の部屋を除いて畳敷きです。奥にはトイレと風呂と洗面所がありますが、かなり老朽化が進んでいます。1階の表の間にはつり床があり、2階には床の間があります。階段はかなり急です。

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