タウンマネージャー
「まちの経営」を支える人と仕事

石原武政(いしはら たけまさ)
1943年生まれ。徳島県出身。流通科学大学商学部特別教授、大阪市立大学名誉教授。商学博士。経済産業省中小企業政策審議会委員、産業構造審議会委員などを歴任。著書に『街づくりのマーケティング』(共著、日本経済新聞社、1992年)、『まちづくりの中の小売業』(有斐閣、2000年)、『まちづくりを学ぶ』(共編著、有斐閣、2011年)、『商業・まちづくり 口辞苑』(碩学舎、2012年)などがある。

石上 僚(いしがみ りょう)
1979年生まれ、京都市出身。民間会社での営業経験を経て2009年、滋賀県守山市の株式会社みらいもりやま21へ公募で企画員として入社。2010年より同社マネージャー、2012年より守山市中心市街地活性化交流プラザ(あまが池プラザ)及びあまが池親水緑地の施設長を兼任、現在に至る。まちづくりの知識・経験のなさを逆に活かし、他市の成功事例をアレンジして取り入れ、様々な事業に取り組む。ブログ・マスコミなどを活用し、費用をかけない情報発信と広報活動を行っている。共著に『100円商店街・バル・まちゼミ』(学芸出版社)。

尾崎弘和(おざき ひろかず)
1967年生まれ。田辺商工会議所中小企業相談室室長。経営指導員。2008年より中心市街地活性化事業の主担当。田辺商工会議所内の株式会社まちづくり田辺(後に紀南ふるさと開発センターと合併して南紀みらい株式会社)が2009年に独立した事務所を持つと同時に2年間ほぼ専従で各種事業に携わる。2011年より田辺商工会議所に戻り、経営相談などの商工会議所業務のほか、中心市街地活性化協議会事務局を務める。共著に『100円商店街・バル・まちゼミ』(学芸出版社)。

中脇健児(なかわき けんじ)
1980年大阪生まれ。大阪芸術大学芸術計画学科卒業。在学中より「社会とアートの関係」をテーマにまちなかでのアートプロジェクトを多数実施。現在はミュージアム、商店主、行政、市民を結びつけるコミュニティ型プロジェクトを主に手がけ、地域課題に取り組む。公益財団法人伊丹市文化振興財団地域・施設連携担当。NPO法人ワークショップデザイナー推進機構理事。京都造形芸術大学芸術表現・アートプロデュース学科非常勤講師。

原田弘子(はらだ ひろこ)
大阪府出身。専門商社での営業、事業開発を経て独立。2005年広島県呉市へ移住し、呉商工会議所呉TMOにて専従のタウンマネージャーとして中心市街地活性化に取り組む。呉市では市民を主体とした活性化事業やNPO法人の設立を通じて商店街のイメージ改善、新規出店誘致に取り組む。2007年より広島県府中市中心市街地活性化協議会タウンマネージャーを務めるとともに、各地の中心市街地活性化を支援中。

佐野荘一(さの そういち)
1958年富士市吉原生まれ、明治大学卒。佐野建物株式会社代表取締役、元吉原商店街振興組合理事。2003年、吉原商店街の商店主や市民有志らとNPO法人東海道・吉原宿を設立し、代表理事として全国公募型シャッターアートなど新企画を次々と展開。富士市立高校と協働運営する常設店「吉商本舗」は高校生チャレンジショップのトップランナーとして注目される。富士市民活動センターの指定管理や静岡県ふじのくにNPO活動センターの運営受託など、人材育成や中間支援にも注力。

小口英二(おぐち えいじ)
1979年生まれ。長野県岡谷市出身。大学進学で故郷を離れ、石川県金沢市へ。その後、金沢商業活性化センターにて4年間、高本泰輔氏にまちづくりの哲学、仕事に取り組む姿勢を教わり、大きく感銘を受ける。2009年より岐阜県多治見市に移住し、多治見まちづくり株式会社第1号のプロパー社員となり現在に至る。地域に根付いて地域の人と一緒にまちづくり活動をすることを大事にしている。空き不動産を有効活用する取り組みを手掛け、まちの魅力向上に努めている。

三石秀樹(みついし ひでき)
1997年まちづくり会社設立準備室着任、1998年株式会社飯田まちづくりカンパニー設立。1999年株式会社飯田まちづくりカンパニー取締役事業部長就任、現在に至る。飯田市中心市街地活性化基本計画策定委員はじめ公職多数。飯田のまちなかの市街地再開発事業、商業活性化支援事業を官民協働で手がける。

湯浅 篤(ゆあさ あつし)
1956年生まれ、北海道出身。法政大学経済学部卒業。富良野に戻り、1983年地元商店街にパソコンショップを開店。商店街活動を手始めに地元商業活性化に取り組む。中心市街地活性化事業では基本計画の立案及び実施に関わり、2010年フラノマルシェをオープン。現在2期計画のネーブルタウン構想の実現に取り組んでいる。株式会社ゆあさ代表取締役、ふらのまちづくり株式会社専務取締役。

牧 昭市(まき しょういち)
1963年生まれ、大分市出身。地元ケーブルテレビ会社から大分商工会議所へ入所。その後、行政・会議所等により設立された株式会社大分まちなか倶楽部へ出向、タウンマネージャー兼事業統括部長。まちの経営論に基づき、中心市街地にてデータマーケティングによるテナントミックス事業を展開。4年間で800件を超える開業相談を受け、114店舗の新規開業をサポート。現在はまちの資産価値向上と民間投資率向上を目的に地域の不動産会社等との連携によるリノベーション事業や地域コミュニティを主体とした持続的な賑わい創出事業を展開。