マイファーム 荒地からの挑戦
農と人をつなぐビジネスで社会を変える

もくじ


プロローグ 被災した土地に希望の種を

 津波にあった農地で、トマトが実った!
 「ひやかしに来たんなら、帰れ!!」
 農水省へ現地報告メール
 復興まで3年も待てない
 大企業も賭けてくれた
 「科学的根拠の立証」よりも大切なこと
 菜の花を咲かせて、希望の種をまく

1章 荒地から:野菜ではなく「仕組み」づくりにたどりつく

 子供ながらに考えた、母との野菜づくり
 なぜ、畑は荒れているの?
 リーダーではなく、仕掛け役として
 新しい技術さえ開発すれば農家を救えるのか
 野菜づくりよりも、担い手を育む「仕組み」づくり
 起業へ向けて
 ITマーケティング会社で情報発信力を学ぶ
 農が僕を呼んでいる!

2章 開墾へ:株式会社で社会の課題を解決する

 起業パートナー岩崎さんとの出会い
 何のための、誰のための会社か
 2年おきの目標設定―まずは体験農園を成功させよう
 ところが、協力してくれる農家がいなかった

3章 種を蒔く:困難を乗り越える仲間との出会い

 強力な味方現る
 根回し大作戦
 初めての開墾は地面がズブズブ
 合言葉は「自産自消」、自分でつくって自分で食べる!
 融資に賭けて―農園利用希望者大募集
 続々開園、肉体労働の日々、いろんな人が集まって来る

4章 芽吹き:広がる農のチカラ、育つコミュニティ

 農園ラッシュ
 体験農園の増加が、地域活性化の起爆剤に
 ファームアドバイザーは「初心者目線で」
 マイファームはサービス業
 丸坊主でも土下座でも
 「マイファーム人」とは何か
 畑に行きたくなる仕掛けをつくる
 企業の福利厚生としての利用も
 3年でようやく利益といえるものができた

5章 実り:農と人がつながり始めた

 食の安全と闘うための「自産自消」
 興味のない人を巻き込むには
 マイファームアカデミーで就農支援
 就農先をつくりたい!
 IT企業とマスコミをフル活用
 10年先を見据えて僕は走る

6章 収穫そして新たな荒地へ:自産自消の社会に向けて

 次へ進むための社内マネジメント
 チャンスがあるなら農水省にも物申す
 日本の農業は「技術」で勝負
 今は仙台に根付きたい
 菜の花プロジェクト、その後
 多様な農家の働きを支えたい
 土壌改良材が海を越える
 攻めて、攻めて、攻めろ
 目標と野望