著者紹介

RACDA

路面電車と都市の未来を考える会

 岡山市に拠点をおく街づくりグループ。市民の立場から、人と環境にやさしい路面電車と都市の未来を考え、利用しやすい公共交通システム実現をめざしている。活動としては、路面電車を中心とする新しい都市交通システムの調査研究、企画立案・アンケート・シンポジウムなどの実施、市民への啓蒙啓発活動・路面電車を利用したイベントなどの企画実行・広報・宣伝、さらには、行政や関係機関への働きかけと、多岐にわたっている。地元岡山市では路面電車の環状化の推進に取り組んでおり、路面電車とまちづくりのトップランナーとして、国内外の路面電車都市とのネットワークを形成している。



〈事務局〉〒700−0812
岡山市出石町1―8―23  サイコ生活デザイン研究所気付
電話(086)232−3022
 URL http://www1.harenet.ne.jp/~racda/

執筆者紹介

岡 将男
 1954年岡山市生まれ。東京大学経済学部卒業後、家業の佃煮製造業・中国食品工業鰍フ営業で全国をまわる。現在は同社常務。趣味の鉄道模型からまちづくり市民活動にはいり、百鬼園倶楽部(内田百聞顕彰会)会長など、所属団体は50以上。「役職百貨店」「携帯電話太郎」の異名あり。著書に『岡山の内田百聞』。RACDA会長。

佐野 浩
 1945年岡山市生まれ。千葉大学工学部卒業後、フリーランスの企画・デザイン・コピー業を営んだ後、84年にサイコ生活デザイン研究所を開設。主に地域の歴史や文化、コミュニティや交通、景観にかかわる都市問題の調査研究をすすめる一方、市民の立場からの各種街づくり団体の設立に関わり、その事務局を預かる。RACDA事務局。

服部 重敬
 1954年名古屋市生まれ。富山大学経済学部卒業後、名古屋鉄道に入社。現在、人事部課長(ツーカーセルラー東海派遣)。80年代中頃にアメリカの路面電車の復活をみて、まちづくりにおける都市交通のありかたに開眼。以来、趣味として世界の都市交通を研究している。(社)電気学会LRTシステム技術調査専門委員会委員。海外鉄道研究会理事、日本路面電車同好会会員。

泉 俊弘
 1958年京都市生まれ。立命館大学経済学部卒業後、京都府事務吏員(81〜89年)、立命館大学大学院経済学研究科博士課程後期課程にて学位取得(94年)、立命館大学・京都府立大学非常勤講師を経て、岡山理科大学総合情報学部社会情報学科専任講師。RACDA会員。

中尾 正俊
 1944年広島市生まれ。近畿大学理工学部卒業後、広島電鉄株式会社入社。電車部、工務課、管理課、車両課、運輸課各課長を経て、現在取締役電車カンパニープレジデント。全国路面軌道連絡協議会専務理事、(社)日本民営鉄道協会技術委員会副委員長、中国地方鉄道協会技術委員長、(財)日本鉄道車両機械技術協会ライトレール・システム導入促進に関する調査研究委員。

牧野 浩志
 1967年大分県緒方町生まれ。九州大学大学院工学研究科修士課程修了後、建設省入省。福井県(出向)、警察庁交通局交通規制課、建設省建設経済局調整課、建設省中国地方建設局岡山国道工事事務所を経て、建設省中国地方建設局道路部道路計画第一課長。

澤田 正彦
 1952年川越市生まれ。一橋大学社会学部卒業後、日本開発銀行入行。営業第三部、広島支店、建設省都市局都市政策課(出向)、審査部、庶務部、都市開発部、ニューヨーク事務所などを経て、岡山事務所長兼広島支店次長。岡山市中心市街地活性化連絡協議会委員、岡山商工会議所街づくり懇談会委員。

土森 武友

山本 耕三
 1939年静岡市生まれ。慶応義塾大学商学部卒業後、家業を継ぎ、現在は有限会社ちぐさ代表取締役。同社は、39年創業、婦人用装飾品小売専門店(アクセサリー、バッグ、靴)。呉六名店街会長(呉六とは旧呉服町六丁目の意)、「市民センター交通問題研究会」会員。


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