構造設計を仕事にする
思考と技術・独立と働き方

まえがき

序 構造設計の世界へようこそ ──職能の歴史をひもとく 小澤雄樹
1 合理性だけでは成り立たない、構造の世界坂田涼太郎
2 木構造の追求 ──歴史・地域・思想・技術をつなぐ山田憲明
3 手計算とコンピューターで、「形」に骨を通す三原悠子

 interview  構造家との仕事の魅力     青木淳

4 形を決める仕事、形が変わる働き方・家族大野博史
5 故郷で構造設計を仕事にする
 ──地元の仕事から海外プロジェクト、そしてこれからの被災地復興
黒岩裕樹
6 海外に日本の構造設計を輸出する礒アあゆみ
7 成長する構造設計事務所
 ──年齢も事情も異なる人たちが高度な仕事を続ける場所
桝田洋子



 column  構造事務所の働き方改革     武居由紀子

8 意匠から構造設計へ ──より自分らしい建築との関わり方村田龍馬
9 アトリエ構造設計事務所のすすめ
 ──技術を軸に自立した人生を選択する
木下洋介

10 新しい構造設計事務所のかたちをつくる萩生田秀之

 column  構造家とのコラボレーション     山梨知彦

11 構造設計を学び続ける楽しさ松尾智恵
12 すごろく的巡り ──偶発的機会でつながるよこ道・わき道からの構造名和研二
13 構造デザインの実践と教育の両立多田脩二

 column  構造教育における人材育成     斎藤公男

14 ローカルエンジニアリングと構造デザインの挑戦山脇克彦
15 世界共通言語としての構造設計を武器に金田泰裕
16 良い建築は綺麗な骨組みでできている鈴木啓

 column  構造設計者の生き方     金箱温春

あとがき