サステイナブル・コミュニティ
エコロジーと安全の21世紀型まちづくり
このたび私どもは別紙内容の「 エコロジーと安全の21世紀型まちづくり」という標題でのセミナー&シンポジウムを開催することとなりました。
特に今回は、 アメリカでサステイナブル・コミュニティ(持続可能な環境都市)づくりに、 理論および実践の面で先頭にたって活躍している地域/都市プランナーのピーター・カルソープ氏と、 阪神淡路大震災復興に関し、 地元学者の一人として精力的に活躍中の神戸大学工学部建築学科教授の室崎益輝氏を迎え、 真に安全で快適な都市づくりとは何かについて議論を展開していただく予定になっております。 また、 パネルディスカッションでは様々な経験をパネリストの方々よりお伺いし21世紀の新しいまちづくりのイメージを立体的にさぐってゆきたいと考えております。
つきましては、 関係各位の積極的なご出席を賜りたくここにご案内させていただく次第です。
なお、 参加費は無料です。 また、 会場人数の都合上、 ご出席予定の場合には下記内容のファックスもしくは架電連絡を1月19日(金)までにいただければ幸いに存じます。
お問い合わせ先 日本開発銀行設備投資研究所
TEL. 03-3244-1896
FAX. 03-3270-7084 日本開発銀行設備投資研究所 宛
エコロジーと安全の21世紀型まちづくり
サステイナブル・コミュニティ(持続可能な環境都市)をめざして
セミナー&シンポジウム(1月26日)
第T部 (15:00-16:30)
挨拶 日本開発銀行設備投資研究所 柘植真賢
報告 「まちづくりにおけるエコロジー」
日本開発銀行設備投資研究所 石神 隆
基調講演 「21世紀・新しい都市づくりの理念と方法」
地域・都市計画家 ピーター・カルソープ
(解説)フジタリサーチ・アメリカ 川村健一
基調講演 「防災からみた都市づくりのあり方」
神戸大学工学部建築学科教授 室崎益輝
第U部 (16:40-17:30)
パネルディスカッション
「わが国におけるエコロジーと安全のまちづくり戦略」
司会・コーディネーター
日本開発銀行設備投資研究所・主任研究員 小門裕幸
サブコーディネーター
日本開発銀行設備投資研究所・主任研究員 石神 隆
パネラー
フジタリサーチ・アメリカInc 社長川村健一
渋澤事務所代表、 元ハウステンボス取締役、 農博 渋澤寿一
長野県飯田市長 田中秀典
神戸大学工学部建築学科教授、 工博 室崎益輝
日本経済新聞社編集委員 矢作 弘
日時 平成8年1月26日(金)午後3時〜5時半
(なお、 終了後 情報交流会を30分程度予定)
場所 日本開発銀行8階大会議室
主催 日本開発銀行、 (財)日本経済研究所
協力 株式会社フジタ
講師・パネラー紹介
ピーター・カルソープ(Peter Calthorpe)氏
アメリカにおける「サステイナブル・コミュニティ(持続可能な環境都市)」をめざす理論及び実践の先頭にたっている気鋭の地域/都市プランナー。 近年はアジア地域を含む世界各地の都市・地域計画にも広く携わっている。
代表的著書;Sustainable Communities - a new synthesis for cities,suburbs and towns, Sierra Club Books, 1986
The Next American Metropolis - Ecology,Community,and the American Dream -, Princeton Architectural Press, 1993
室崎益輝( むろさきよしてる)氏
わが国における都市防災計画の第一人者。 阪神淡路大震災復興に関し、 地元学者の一人として、 現在、 多方面で精力的に活躍中。
神戸大学工学部建築学科教授、 工学博士 。 '44年生まれ。'69年京都大学工学部大学院終了。
専門;都市計画、 建築物防災計画、 防災コミュニティ論
著書;「環境と災害」 文新社、「地域計画と防火」 勁草書房、「危険都市の証言」 関西市民書房など多数。
川村健一(かわむらけんいち)氏
'49年生まれ。 '73年京都大学工学部卒。 同年よりフジタ工業(株)(現(株)フジタ)に勤務。
技術開発部等を経て、'87年より技術アタッシェとして米国駐在。 '91年フジタリサーチを設立。 現在、 同社社長として、 都市環境技術、 マルチメディアなど多岐にわたる分野の研究開発に関わっている。
渋澤寿一(しぶさわじゅいち)氏
'52年生まれ。 東京農業大学大学院終了。 農学博士。 長崎オランダ村、 ハウステンボスの役員として企画段階より建設・運営段階まで携わる。 現在、 渋澤事務所代表として世界各国の地域づくり、 人づくりの企画を推進中。
田中秀典(たなかひでふみ)氏
'40年長野県飯田市生まれ。 青山学院大学経済学部中退。 飯田市議会議員を経て、 '88年10月飯田市長に当選、 '92年10月同市長再選。 飯田市は、 昭和22年に大火を経験、 防火都市として復興する。 現在、 「環境文化都市」をめざし新しくまちづくりの計画を進めている。
矢作弘(やはぎひろし)氏
'47年生まれ。 '71年横浜市立大学卒。 同年日本経済新聞社に入社。 オハイオ州立大学客員研究員等を経て、 '90年〜94年同社ロサンゼルス支局長。 現在、 同社編集委員兼経済解説部次長。
著書;「町並み保存運動 in USA 」学芸出版、 「日本の都市は救えるか-アメリカの成長管理政策に学ぶ-」開文社、 「ロサンゼルス -多民族社会の実験都市-」中公新書、 等。
小門裕幸(こかどひろゆき)
'47年生まれ。 '70年京都大学卒。 同年より日本開発銀行に勤務。 調査部、 営業部、 国際業務部等を経て、'91年同行ロサンゼルス事務所設立のため米国赴任。 首席駐在員を経て '95年帰国。 現在、 設備投資研究所主任研究員。 著書;「シリコンバレーモデル」(共著) NTT出版、 他。
石神 隆(いしがみたかし)
'47年生まれ。 '72年東京工業大学大学院終了。 '73年より日本開発銀行に勤務。 調査部、 (財)日本経済研究所、 米国ブルッキングス研究所等を経て、'91年〜94年同行広島支店企画調査課長、'94年 3月より設備投資研究所主任研究員。
学芸出版社『サステイナブル・コミュニテイ』
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