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目 次
■カラー口絵
再生と活用の新しい試み 9
重要文化財になった近代建築と登録文化財の代表的な例 10
日本における個別の活用・再生の例 12
地域的な保存・活用の例 16
よみがえるアメリカの駅舎 18
再生されたメトロポリタン美術館 19
アメリカのハウス・ミュージアム 20
再生された日本の近代建築 21
保存・再生のための建築家の活動 23
阪神・淡路大震災で被災した民家の再生 24
地図 25
第T部
これからの「まちづくり」と歴史的遺産の保存・活用
1・1節 歴史的遺産の保存・活用・再生を進めるために
大河直躬
1. なぜ歴史的遺産を保存するのか 28
2. 社会・文化の変化と保存の関係 32
3. 歴史的遺産の活用・再生とは何か 35
4. 活用・再生の効果と楽しさ 41
1・2節 歴史的遺産の保存制度の新展開
苅谷勇雅
1. 歴史的遺産の保存制度の動向 43
2. 登録文化財制度の成立と活用への期待 47
3. 伝統的建造物群保存地区の発展 53
4. 歴史的遺産の総合的な保存、活用をめざして 65
1・3節 これからの都市計画と歴史的遺産の保存・再生
岡崎篤行
1. 歴史的遺産概念の拡大と都市計画 67
2. 保存・再生の目的の変遷 71
3. 歴史性を考慮した都市計画の手法 75
4. 保存・再生・活用を進める主体 82
1・4節 米国における近代建築の保存・再生の考え方
金出ミチル
1. 保存から再生へ 88
2. 保存の始まり:栄光の記憶と伝統へのあこがれ 89
3. 保存のかたち 90
4. 現代の保存としての「再生」 92
5. 再生された建物:ニューヨーク市の事例 97
6. 保存による地区再生 104
7. 「近過去」の建築の保存 108
8. これから 111
第U部
歴史的遺産の活用・再生の手法
2・1節 個々の歴史的遺産の活用手法
蓑田ひろ子
1. 活用の多様な可能性 114
2. 活用目的の種類 114
3. 活用の形態 117
4. 活用の具体的な事例 118
5. 景観教育 135
6. 今後の課題 138
2・2節 近代に建てられた建築の保存・再生の技法
梅津章子
1. 日本における近代建築と都市景観 140
2. 近代建築とは 141
3. 近代建築の再生の展開とその手法 143
4. 近代建築の保存・活用・再生の問題点 157
5. 近代建築の保存をとりまく状況 162
2・3節 歴史的遺産の地域的活用手法
三船康道
1. 活用を点から面に進める各種手法 166
2. 成功事例の紹介 171
3. 史跡保存と都市計画 190
4. 歴史的遺産の保存・活用に関連する各省庁の事業 194
2・4節 町場の建築家の保存・修復体験
戸張公之助/伊郷吉信/大平茂男
1. 歴史的建物の魅力 202
2. 伝統技法研究会を結成するまで 202
3. 伝統技法研究会の発足と調査活動 204
4. 歴史的遺産の修復・再生で学んだこと 205
5. 町場の建築家が積極的に活かせる技能と習得すべき技能 207
6. 修復・再生に取り組む町場の建築家からの希望 210
7. 神戸華僑総会の震災復旧工事 212
8. 安田邸の保存 216
9. 東大和市の戦災建造物の保存 221
2・5節 阪神・淡路大震災で被災した民家の修復・再生
八木雅夫
1. 住み手自身による修復・再生 225
2. 修復・再生という選択肢 226
3. 民家の被害に対する評価 228
4. 指定文化財の保存修理と未指定歴史的建造物の修復・再生 234
5. 卜部家との出会い 237
6. 伝統民家の構造設計 243
7. 民家再生のネットワーク 245
主要参考文献
著者紹介
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大河直躬 編著『歴史的遺産の保存・活用とまちづくり』
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