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目 次
■カラー口絵
京都の取り組み 11
町家の町並み 12
武家屋敷の町並み 14
近代建築保存の取り組み 16
小都市と農村での取り組み 18
中国の取り組み 20
イギリスの取り組み 22
イタリアの取り組み 24
新しい試み 26
第I部
都市の歴史をどう受けつぐか
1・1節 まちづくりに役立つ歴史的資産の目録づくりを進めよう
大河直躬
1. すでに始まっている目録づくり 28
2. 歴史を語るものをどう呼ぶか 29
3. なにから目録づくりを始めるか? 30
4. まちづくりに役立つ歴史的資産の分類表 31
5. 都市計画と建築に関係のある歴史的資産の分類表 34
6. 歴史的資産の情報集め 36
7. まち歩きと分布地図づくり 37
8. 歴史的資産の相互関係の見方 38
9. まちづくりにおける歴史的資産の評価 39
1・2節 都市景観条例にみる歴史的資産の継承とまちづくり
栗林久美子
1. はじめに 41
2. 歴史的環境の保全の動き 42
3. 歴史的景観の保全から都市景観の創出へ 47
4. 都市景観をつくる資源としての歴史的建造物 54
5. まちづくりの素材としての歴史的建造物 57
6. まとめ 60
1・3節 歴史的市街地の保存と整備 ―中国と日本の比較―
劉武君
1. はじめに 61
2. 中国の歴史文化都市の制度 61
3. 歴史文化都市の保存計画 62
4. 中国と日本における歴史的背景の比較 72
5. 中国と日本の保存・整備の進め方の比較 76
6. むすび 80
1・4節 イギリスの都市計画と歴史的資産
西村幸夫
1. 登録建造物の歴史 81
2. 登録建造物の仕組み 82
3. 登録建造物を保全してゆく動き 88
4. その他の景観整備の仕組み 90
5. 歴史的資産を継承する都市計画 92
1・5節 イタリアのまちづくりにおける新しい試み
陣内秀信
1. はじめに 93
2. ボローニャの実験 94
3. 魅力をとりもどした都心部 97
4. レスタウロ技術の展開 98
5. 南イタリアでの新しい動き 103
6. 周辺地域への関心の拡大 105
7. スタートした風景計画 107
1・6節 近代建築・民家の再生を進めよう
鳥海基樹
1. はじめに 110
2. まちづくりにおける近代建築・民家再生の意義 111
3. 近代建築・民家利活用の歴史 113
4. 再生に関わる制度と組織 116
5. まちづくりからの再生と、 再生からのまちづくり 118
6. 今後の課題 121
1・7節 まち歩きとまちづくり
浦口醇二、 山谷明
1. まち歩きの原点 122
2. 歩いて楽しい町並みの形成 123
3. まちづくり型まち歩きとは 124
4. まちづくり型まち歩きの背景 125
5. まちづくり型まち歩きの展開 125
6. イベントまち歩き 126
7. ワークショップ 127
8. 遊び心のまち歩き 128
第II部
歴史を活かしたまちづくりの制度と手法
2・1節 伝統的建造物群保存地区の目的と進め方
光井渉
1. はじめに 134
2. 伝統的建造物群の定義 134
3. 伝統的建造物群保存地区とするには 136
4. 保存対策調査 138
5. 自治体内部の調整と対住民説明 140
6. 保存条例・保存地区・保存計画の決定 141
7. 許可の基準と助成制度 146
8. まとめ 148
2・2節 各地で進められている歴史的景観整備の事業
蓑田ひろ子
1. はじめに 149
2. 町おこしと事業制度 149
3. 歴史的景観整備に関する各省庁の事業の現状 150
4. 歴史的景観整備に関する各省庁の主な事業例 151
5. その他の整備・調査事業に関連する助成団体 160
6. 税制上の優遇、 補助措置について 163
2・3節 農村集落の景観づくり
伊藤庸一
1. 農村景観の基本原理 165
2. 農村景観の構成と課題 166
3. 農村の景観づくり 172
2・4節 都市景観を整えるための修景モデルのつくり方
三船康道、 蓑田ひろ子
1. モデルの役割 179
2. モデルのつくり方 179
3. 現在の建築・集落の状況とモデルのタイプ 182
4. モデルの可能性と限界と課題 182
5. モデルの実例 183
2・5節 歴史的景観整備の実例とその進め方
西村幸夫・三船康道
1. 歴史的景観整備の進め方 190
2. 「景観条例」から「景観賞」「まちづくり会社」まで 191
第III部 シンポジウム
都市の歴史の継承とまちづくり
司会/伊藤毅・高橋康夫・栗林久美子
報 告
主旨説明(大河直躬) 207
報告1 日本史の立場から―中世都市の景観―(保立道久) 210
報告2 都市計画の立場から(西村幸夫) 215
報告3 建築史の立場から(陣内秀信) 221
コメント
日中比較の観点から(劉武君) 229
地方自治体の文化財行政から(苅谷勇雅) 230
国の文化財行政から(後藤治) 234
討 論
主要参考文献 252
著者・シンポジウム報告者等紹介 257
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大河直躬 編著『都市の歴史とまちづくり』
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