■■内容紹介■■ 居住空間として、とかく問題の多さが指摘される民間賃貸住宅。しかし今日、ライフスタイルの変化と経済環境の激変に伴い、新しい住宅の供給方式として再び関心の高まりがみられる。本書は、都心居住と賃貸住宅に関わる課題をテーマに、借家経営の実態や住宅市場の特性を供給側から分析。住宅政策転換のシナリオ作成の道をさぐる。
■■主要目次■■ 〈論説編〉1. 住宅政策転換のシナリオ 2. 公的借り上げをめぐって 3. 「公共化」を考える 4. 経営の実態と政策課題 5. 就労形態の変化と都心居住 6. ライフスタイルに変化と住宅 7. 技術発展と生活空間の多様化 〈分析編〉8. 民間賃貸住宅市場の特徴 9. 民間借家経営分析の10年 10. くいつぶし経営型