都市再生―交通学からの解答

執筆者の紹介


■編著者・執筆者の紹介

▼編者
家田 仁  東京大学大学院工学系研究科教授(社会基盤工学専攻)
 一九五五年東京生まれ。七八年東京大学工学部土木工学科卒業。八四年まで日本国有鉄道勤務、その後東京大学助手、同助教授を経て、九五年より現職。途中、西ドイツ航空宇宙研究所客員研究員、フィリピン大学客員教授へ派遣。国土交通省社会資本整備審議会等の委員を務める。専門は交通計画・都市計画、工学博士、技術士(建設部門)。主な著書に『東京のインフラストラクチャー』(技報堂)、『それは足からはじまった〜モビリティの科学』(共著・編集代表、技報堂出版)など

▼編者
岡 並木  評論家(比較都市史、人間の移動史)
 一九二六年生まれ。東京大学文学部卒業後、朝日新聞編集委員、静岡県立大学教授、武蔵野女子大学教授などを勤める。一九八七年度運輸大臣交通文化賞受賞。主な著書に「自動車は永遠の乗り物か」(雑誌『諸君』、第1回新評賞)、『新しい交通』(りくえつ刊、交通図書賞)、『都市と交通』(岩波新書、国際交通安全学会賞)。武蔵野市「ムーバス」のディレクターとしてCSデザイン金賞受賞

北村隆一  京都大学大学院工学研究科教授
 一九四九年大阪府生まれ。七二年京都大学工学部土木工学科卒業、七四年同修士課程修了。七八年米国ミシガン大学にてPh.D取得、七八年カリフォルニア大学デイヴィス校土木工学科助教授から、同準教授、教授を経て、九三年より現職。交通行動分析、需要予測の分野で先駆的研究を積み重ねる。著書に『ポスト・モータリゼーション』(編著者、学芸出版社)、『交通行動の分析とモデリング』(編著者、技法堂出版) 他

久保田尚  埼玉大学大学院理工学研究科助教授
 一九五八年横浜生まれ。八二年横浜国立大学土木工学科卒業。八八年東京大学大学院都市工学博士課程修了。埼玉大学工学部助手を経て現職。専門は地区交通計画、都市交通計画、シミュレーションと社会実験を活用した交通まちづくりの実践、工学博士。著書に『都市交通計画』(共著、技報堂出版)、『新しい交通まちづくりの思想』(共著、鹿島出版会)など

古池弘隆  宇都宮大学工学部建設学科教授
 一九四〇年福岡県生まれ。一九六四年東京大学工学部土木工学科卒業。米国ワシントン大学大学院博士課程修了、Ph.D。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学等で一五年間の教育研究を経て、一九八五年から現職。専攻は、都市および地域計画、交通計画、交通工学。著書に『社会計画のための戦略的選択アプローチ』(共編訳、技報堂出版)、『交通安全とまちづくり』(共著、勁草書房)など

竹内健蔵  東京女子大学文理学部社会学科教授
 一九五八年福岡県生まれ。八七年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位修得。オックスフォード大学M.Litt.。長岡技術科学大学工学部専任講師、助教授、東京女子大学文理学部社会学科助教授を経て、現職。専攻は、交通経済学、公共経済学。著書に『現代交通政策』(共著、東京大学出版会)、『公的規制と産業4交通』(共著、NTT出版)など

寺部慎太郎  東京大学大学院工学系研究科講師
 一九六九年愛知県生まれ。九八年東京工業大学大学院理工学研究科土木工学専攻博士後期課程修了・博士(工学)。東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻助手を経て、現職。専攻は、交通計画、交通マーケティング分析。著書に、『それは足からはじまった〜モビリティの科学』(共著、技報堂出版)、『共分散構造分析[事例編]構造方程式モデリング』(共著、北大路書房)など

中村文彦  横浜国立大学大学院環境情報研究院助教授
 一九六二年新潟県生まれ。八九年東京大学大学院工学系研究科都市工学博士課程中退・工学博士。東京大学工学部都市工学科助手、アジア工科大学院人間居住開発学科助教授を経て、現職。専攻は、都市交通計画。著書に、『まちづくりキーワード事典第二版』(共編著、学芸出版社)、『バスはよみがえる』(共著、日本評論社)など

林 良嗣  名古屋大学大学院環境学研究科教授
 一九五一年三重県生まれ。七九年東京大学博士課程修了、工学博士。七九年に東京大学助手、同講師から、名古屋大学講師、助教授を経て、九二年より教授。専門は、土地利用交通モデル、交通整備財源・開発利益還元、交通と環境の分野で先駆的研究を重ね、世界交通学会Journal Editor、同・土地利用交通分科会長などを務める。著書に、The Environmental and Transport, Edward Elgar, 1999、など

本田武志  国土交通省都市・地域整備局街路課課長補佐
 一九六二年新潟県生まれ。八八年京都大学大学院土木工学専攻修士課程修了、工学修士。建設省都市局都市計画課課長補佐、北海道開発庁地政課開発専門官を経て、現職。現在、特色ある街路空間整備施策、駐車場施策などを担当

財団法人 国際交通安全学会  International Association of Traffic Safety Sciences (IATSS)
 交通安全をはじめとする交通社会全般の問題に対し、さまざまな専門分野の研究者・識者が自由に討議、研究し、その成果を社会に提言する学際研究の場として一九七四年九月に設立。会員五〇名(定員)。主事業である「交通とその安全に関する研究調査」とともに、シンポジウムの開催、機関誌の発行、褒賞、アセアン諸国の若手研究者を対象とした長期研修(IATSSフォーラム)などの事業を実施


学芸出版社
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