序章
住民参加のみちづくり
1 今までのみちづくり
1 歩行者の道―江戸時代まで
2 都市の基盤整備としての道路整備―明治〜戦前
3 自動車に対応したみちづくりへ―戦後〜
2 交通事故の安全対策とみちづくり計画
1 ハード整備の限界とソフト対策への移行
2 歩きやすいみちづくり
3 バリアフリーへの障害
1 人を中心としたみちづくりに不足しているものは何か
2 当事者参加と設計技術の向上
4 住民参加の役割と可能性
1 新しい住民参加の手法の魅力と落とし穴
2 行政の限界と住民参加の必然性
3 住民は何ができるのか、何が期待されているのか
4 誰が参加するのか―住区内道路の場合
5 湘南台プロジェクトの意味
1 第1ステップ:拡大版交通安全総点検
2 第2ステップ:住民参加のコミュニティ・ゾーン形成事業
1章
湘南台での新たなまちづくりのはじまり
1 基盤が整ったまち・湘南台
1 湘南台ができたころ
2 湘南台のこれまでの計画
3 新たな鉄道の乗り入れ
2 新たなまちづくりへのきっかけ
1 バリアだらけのまち
2 バリアフリー化への動き
2章
住民参加を学ぶ……交通安全総点検
1 市職員、住民参加を学ぶ
1 ワークショップの理論を学ぶ
2 ワークショップの技術を学ぶ
2 湘南台、始動!
1 湘南台での活動体制
2 「人にやさしいまちづくりワーキング」で議論されたこと
3 先進地区への見学
3 交通安全総点検―ワークショップの実践
1 試行錯誤の試験点検
2 第1回点検―高齢者の視点の安全点検
3 第2回点検―子供の視点の快適点検
4 第3回点検―障害者の視点のバリアフリー点検
5 総点検実施による意識の変化
3章
湘南台二丁目ワークショップ……コミュニティ・ゾーン形成事業
1 湘南台二丁目ワークショップのはじまり
1 湘南台二丁目はこうして選ばれた
2 ワークショップへの戸惑い
3 湘南台における活動の流れ
2 問題点の具体化
1 住民の問題意識をあぶりだす
2 社会実験―スピード抑制効果を身をもって知る
3 住民による主体的活動のはじまり
1 住民が名づけた井戸端会議―住民による計画案の作成
2 住民による交通量調査
3 住民によるまちづくりの勉強会―先進地区への見学
4 様々な体験の後は
4 ワークショップの技術的支援
1 情報発信(ワークショップニュース)
2 バリアフリーの理解
3 交通流の理解
4 デバイスの理解
5 景観・色彩の理解
6 他事例の紹介
7 工事コストの勉強
4章
ワークショップの成果
1 ワークショップの結果できたもの
1 スムース横断歩道
2 ロールド舗装
3 連続波形ハンプ(スピードセーブ舗装)
4 交差点イメージハンプ
2 変わりゆく湘南台の歩行空間
3 工夫による問題解決
1 大胆な発想を採用した第一号工事
2 試験施工と評価による改善
4 住民参加のインパクト
1 行政キーマン出現
2 他の地域との関係
3 お手本になったか? 湘南台
5章
関係者の悩み
1 行政の悩み
1 最初の一歩も恐る恐るだった
2 その日ぐらしの予算確保
3 ワークショップを進めるなかで
4 戸惑いやつまずきを克服するために
2 住民の悩み
1 住民が参加しなくなった
2 少数者の意見
3 情報の公開範囲
4 住民同士の軋轢
5 公共福祉と個人の不利益のはざまに
3 専門家の悩み
6章
まだまだ続く湘南台、これから始まる住民参加
1 執筆中の動き
1 計画決定に向けてラストスパート
2 オープンワークショップ
3 全体計画決定:新しい側面へ
2 湘南台二丁目からの提案
1 体制づくり
2 急がば回れ
3 協働の精神
4 住民参加のまちづくり七カ条
3 住民参加を実施し、推進していくために
1 解決が期待される課題
2 ワークショップにつきまとう問題
3 これからのまちづくり
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